【Windows】robocopyでLOGをファイル出力するバッチ作成方法

前回、Windowsのフォルダをrogocopyを使用して、バックアップ・ミラーリングする方法を紹介しました。

ただし、前回の設定では正確にファイルをコピーできたのか確認することができません。
今回は、robocopyのオプションを利用して、ログファイルを出力する方法を紹介します。

前回の記事はこちらを参考にしてください。

windows

「robocopy」でログファイルをファイル出力する方法

以下では、robocopyによるデータの保存先のフォルダを作成し、robocopyを実施するコマンドとなります。

mkdir \192.168.0.10destDesktopTestFolder 
robocopy c:Users\0003563DesktopWindows_Kubernetes \192.168.0.10destDesktopTestFolder /s /e /b /mir /r:1 /w:1 /LOG+:\192.168.0.10desttest.log

最後に書かれているコマンドでrobocoyを実施した際のログファイルを保存する先のフォルダ指定をしています。
今回は「dest」フォルダ配下に保存するようにしています。

LOG+:\192.168.0.10desttest.log

「robocopy」バッチファイル実行結果

実際に前回同様「test.cmd」というファイルを作成し、バッチファイルを動かします。
実行後、robocopyが正常に完了し、以下のようにログファイルが出力されます。

ログファイルの中身を見ると以下のようにログが出力されます。


-------------------------------------------------------------------------------
   ROBOCOPY     ::     Windows の堅牢性の高いファイル コピー                              
-------------------------------------------------------------------------------

  開始: 2020年4月21日 14:35:37
   コピー元 : c:UsersDesktopWindows_Kubernetes
     コピー先 : \192.168.0.10UsersDesktopTestFolder

    ファイル: *.*
	    
  オプション: *.* /S /E /DCOPY:DA /COPY:DAT /PURGE /MIR /B /R:1 /W:1 

------------------------------------------------------------------------------

	                   4	c:Usersdest
	  新しいファイル		   66757	Kubernetes_win01.png
  0%  
 98%  
100%  
	  新しいファイル		   52810	Kubernetes_win02.png
  0%  
100%  
	  新しいファイル		   61512	Kubernetes_win03.png
  0%  
100%  
	  新しいファイル		   54487	Kubernetes_win04.png
  0%  
100%  

------------------------------------------------------------------------------

                  合計     コピー済み      スキップ       不一致        失敗    Extras
   ディレクトリ:         1         0         1         0         0         0
     ファイル:         4         4         0         0         0         0
      バイト:   230.0 k   230.0 k         0         0         0         0
       時刻:   0:00:00   0:00:00                       0:00:00   0:00:00


       速度:             4618941 バイト/秒
       速度:             264.297 MB/分
   終了: 2020年4月21日 14:35:37

後半の行でコピー済み、失敗などのログを確認できるようになります。
robocopyが正常に動作したのか確認したい場合は、「LOG」オプションを付けて実施するようにしましょう。




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げんき☆ひろき
インターネット関連のSEをやっています。 ネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想基盤まで幅広く手を出しており、MVNOの構築経験もあります。 現在は、Pythonを使ったプログラミングの開発をしネットワークの自動化ツールを作成しています! Pythonの入門書も作成しているので、ぜひ参考にしてください!