【CentOS8】インターフェース名を変更するコマンド(nmcli)の使い方

CentOS8でインターフェース名がよくわからなくどのインターフェースがどのネットワークに属しているかわかりやすくしたいときはインターフェース名を変更します。

この時に使用するのが「nmcli」コマンドです。
このコマンドは、コネクション(名前/デバイス)を変更できるコマンドとなっています。

ネットワーク設定の際、インターフェースを編集することがあったのでメモしておきます。

インターフェースの編集をするときは「nmcli」コマンドを使用する

nmcliコマンドが入っていない場合はパッケージを事前にインストールしておきます。

今回は以下のようなインターフェースの状態の時、コネクションID(NAME)を「有線接続 1」から「ens224」へ変更する手順となります。

[root@dns ~]# nmcli connection show
NAME        UUID                                  TYPE      DEVICE
有線接続 1  ea1191c9-a7c2-3d87-8795-9acf502b806b  ethernet  ens224
ens192      28ee1b60-db57-4a16-a791-2c871122232c  ethernet  --

以下コマンドでコネクションID(NAME)を変更します。

[root@dns ~]# nmcli connection modify "有線接続 1" connection.id ens224

コネクションID(NAME)が変更されたことが確認できます。

[root@dns ~]# nmcli connection show
NAME    UUID                                  TYPE      DEVICE
ens224  ea1191c9-a7c2-3d87-8795-9acf502b806b  ethernet  ens224
ens192  28ee1b60-db57-4a16-a791-2c871122232c  ethernet  --

インターフェース名(DEVICE)の変更

インターフェース名(DEVICE)の変更は以下コマンドで実行できます。

[root@dns ~]# nmcli connection modify ens224 connection.interface-name ens555

ただ、コマンドを実行しても「DEVICE」が変更できていない。。。

[root@dns ~]# nmcli connection show
NAME    UUID                                  TYPE      DEVICE
ens224  ea1191c9-a7c2-3d87-8795-9acf502b806b  ethernet  ens224
ens192  28ee1b60-db57-4a16-a791-2c871122232c  ethernet  --

一度コネクションの再起動を実行するもあまりうまくいかない。。。

[root@dns ~]# nmcli connection down ens224
[root@dns ~]# nmcli connection up ens224

結果、デバイス名が変更できない。。。

おそらくすでに利用できるインターフェース名(DEVICE)であれば切り替えることで使用できるかもしれないですね。




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げんき☆ひろき
インターネット関連のSEをやっています。 ネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想基盤まで幅広く手を出しており、MVNOの構築経験もあります。 現在は、Pythonを使ったプログラミングの開発をしネットワークの自動化ツールを作成しています! Pythonの入門書も作成しているので、ぜひ参考にしてください!