【WindowsServer2019】ADサーバでNTPサーバに時刻同期する方法

ADサーバとなったWindowsServer2019で、GUIからNTPサーバへ時刻同期することができなくなりました。

ADサーバとなる前はNTPサーバと時刻同期の設定ができたのですが、設定・操作することができなかったのでCLIコマンドで時刻同期を実施することにしました。
手順は以下でまとめています。

「WindowsServer2019」ADサーバでNTPサーバと時刻同期する方法

WindowsサーバでADをインストール後、NTPサーバへGUIで時刻同期ができない場合は以下のコマンドを実行します。
※NTPサーバ:192.168.0.1

C:\Users\Administrator>w32tm /config /manualpeerlist:192.168.0.1,0x8 /syncfromflags:manual /reliable:yes /update
コマンドは正しく完了しました。

参照先NTPサーバの情報を確認

上記コマンド実行後、以下コマンドで参照先のNTPサーバの情報が確認できます。

C:\Users\Administrator>w32tm /query /source
192.168.0.1,0x8

「/peers」オプションで、NTP Peerの同期状態を確認できます。
正常な場合は状態は「アクティブ」となります。

C:\Users\Administrator>w32tm /query /peers
ピア数: 1

ピア: 192.168.0.1,0x8
状態: アクティブ
残り時間: 998.8065682s
モード: 3 (クライアント)
階層: 2 (二次参照 - (S)NTP で同期)
ピアポーリング間隔: 17 (有効範囲外)
ホストポーリング間隔: 10 (1024s)

NTPサーバへの再同期

対象のNTPサーバへ再同期を実施する際は「w32tm /resync /rediscover」コマンドを実行します。

C:\Users\Administrator>w32tm /resync /rediscover
再同期コマンドをローカル コンピューターに送信しています
コマンドは正しく完了しました。

同期が正常に行われると時刻が正しく表示されるようになります。

WindowsServerでの時刻同期コマンドは以上となります。




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げんき☆ひろき
インターネット関連のSEをやっています。 ネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想基盤まで幅広く手を出しており、MVNOの構築経験もあります。 現在は、Pythonを使ったプログラミングの開発をしネットワークの自動化ツールを作成しています! Pythonの入門書も作成しているので、ぜひ参考にしてください!