【ABLENET VPS】for Windows Serverの評価とエンジニアとしてのメリット・デメリット

レンタルサーバを提供している企業のなかでも20年以上も運営している老舗の企業「ABLENET VPS」は、長年の信頼と実績において多くのユーザーに親しまれているVPSとなります。

「ABLENET VPS」は自社運営データセンターを所有し、レンタルサーバのサービスを提供しています。
さらに24時間365日有人監視をしていることで利用しているサーバの安定性があり、安心して使用できるVPSとなります。

以下では「ABLENET VPS」のWindows Serverオプションの評価、メリット・デメリットをまとめました。

「ABLENET VPS」をもっと詳しく知りたい方は以下のページも参考にしてください。

VPS

「ABLENET VPS」for Windows Serverの評価

「ABLENET VPS」のWindows Serverも他社の「VPS for Windows Server」と同様で、Linuxサーバとして利用するよりも、月額料金は割高になっています。
この料金体系はどのVPSでも同じ内容となります。

また、他社VPSと「ABLENET VPS」のWindowsサーバーは少し違っており、「ABLENET VPS」でWindowsOSを利用する際は、「VPSプラン」に対してのオプションとして追加利用します。

VPSでのWindowsは別途固定の「Windows」プランではなく、プランン「V1~V4」を対象とし、追加オプションを利用します。
「V0」プランはWindowsオプションは利用できないので注意してください。

「ABLENET VPS」Windows Serverオプションのメリット

「ABLENET VPS」は自社データセンターにて設置され、24時間365日で監視されている信頼性が高いVPSとなります。
安全にサーバを運用したい、耐障害性に強いサーバを利用したいという方におすすめできるVPSとなります。

また、WindowsServerオプションを利用するにはVPSの月額料金に追加オプションを追加することで利用可能となります。

  • WindowsServerオプション:1,100円
  • リモートデスクトップサービス(RDS)ライセンス:1,100/ユーザー

また、以下、Windows Serverオプションについてのメリットをまとめました。

どこからでもWindowsServerにアクセス可能

オンライン環境であれば、どこからでもWindowsServerに対してリモートデスクトップ接続が可能です。
リモートデスクトップは接続設定をするだけでどの端末からでもVPS(WindowsServer)へ自由にアクセスすることができます。

ただし、管理用以外のリモートデスクトップサービス利用は別途リモートデスクトップライセンスが必要となります。

格安プランの利用料金で自由に選択可能!

「WindowsServer」は固定プランではなくオプションのため、いつでも自由に開始・停止をすることができます。
対象のWindowsServerオプションはプラン「V1~V4」が対象となります。

「V0」プランでは利用できないので注意しましょう。

最大10日間の試用期間がある

「WindowsServer」オプションは、お試し期間があります。
最大で利用開始から10日間の利用が可能なため、気軽にWindowsServerオプションを使用できます。

使用する際は事前に機能を確認した上での契約するようにしましょう。

Webサーバ(IIS)としても利用できる

WindowsServerオプションでは、IISをインストールしWebサーバーとしても利用できます。
検証や学習としても動作確認などで利用したり、実際にWebサーバーとして公開することもできます。

「ABLENET VPS」for Windows Serverのデメリット

「ABLENET VPSのWindows Serverオプション」のデメリットは、通常のVPS同様、月額料金が割高になってしまいます。

また、他社同様、リモートデスクトップを利用する場合においても別途費用が発生するので、月額料金は高くなります。

個人で一時的にWindowsServerを利用したいというのであれば短期間での利用がおすすめです。

VPSの月額の料金に追加オプションの金額が加わる

VPSのみを利用してLinuxサーバーとして運用する分には問題はないですが、Windowsオプションではこのサーバーの月額料金分に追加で、オプション料金(1,100円)が追加されます。

Windowsにするだけで月の支払いがぐんと上がってしまうので、別途「仮想デスクトッププラン(Windowsプラン)」を利用したほうがお得です。

別途ライセンス費用が必要なオプションがある

他社同様、マイクロソフトオフィスに関しての利用は別途ライセンス費用が月額で必要となります。
開発や検証・学習用途で利用される方はリモートデスクトップがあれば問題ないです。

「ABLENET VPS」の料金プラン

「ABLENET VPS」の通常のV0プランでWindowsServerオプションを利用する場合は以下のプランに追加でオプション料金がかかります。

  • WindowsServerオプション:1,100円
  • リモートデスクトップサービス(RDS)ライセンス:1,100/ユーザー

契約時に必ず用途と利用料金を確認した上で契約しましょう。

プラン(Linux) 月額料金(年払い時の金額) メモリ CPU SSD 初期費用 最低利用期間
V0 503円/月 0.5GB 1コア 30GB 1,027円 月払い:1ヵ月後の末日
6ヶ月払い:6ヶ月後の末日
年払い:12ヶ月後の末日
V1 1,027円/月 1.5GB 2コア 40GB 1,650円 月払い:1ヵ月後の末日
6ヶ月払い:6ヶ月後の末日
年払い:12ヶ月後の末日
V2 1,551円/月 2.5GB 3コア 60GB 3,123円 月払い:1ヵ月後の末日
6ヶ月払い:6ヶ月後の末日
年払い:12ヶ月後の末日
V3 3,122円/月 4GB 4コア 100GB 4,170円 月払い:1ヵ月後の末日
6ヶ月払い:6ヶ月後の末日
年払い:12ヶ月後の末日
V4 5,128円/月 8GB 5コア 200GB 6,265円 月払い:1ヵ月後の末日
6ヶ月払い:6ヶ月後の末日
年払い:12ヶ月後の末日

WindowsServerのみを利用するのであれば以下のプランを利用したほうが安く利用できるようです。

プラン(Windows) 月額料金(年払い時の金額) メモリ CPU SSD 初期費用 最低利用期間
Win1 1,760円/月 1GB 2コア 60GB 1,980円 月払い:1ヵ月後の末日
6ヶ月払い:6ヶ月後の末日
年払い:12ヶ月後の末日
Win2 2,284円/月 2GB 3コア 120GB 4,070円 月払い:1ヵ月後の末日
6ヶ月払い:6ヶ月後の末日
年払い:12ヶ月後の末日
Win3 4,065円/月 4GB 4コア 150GB 5,391円 月払い:1ヵ月後の末日
6ヶ月払い:6ヶ月後の末日
年払い:12ヶ月後の末日
Win4 6,056円/月 8GB 5コア 150GB 8,580円 月払い:1ヵ月後の末日
6ヶ月払い:6ヶ月後の末日
年払い:12ヶ月後の末日

まとめ

「ABLENET VPS」でWindowsServerを利いようする際は、「V1~V4」のWindowsServerオプションを利用するよりも、仮想デスクトップ(WindowsServer)を利用したほうが、月額料金は安く利用できます。

ただ、通常は「V1~V4」のプランを利用し、Windowsの検証環境を一時的に利用したいという方にとっては、便利な機能だと思います。

また、プランも自由に変更ができるので、自分のライフスタイルに合った形でVPSを利用したい方、安心で信頼ができるVPSを利用したい方は「ABLENET」を検討することをおすすめします。




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げんき☆ひろき
インターネット関連のSEをやっています。 ネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想基盤まで幅広く手を出しており、MVNOの構築経験もあります。 現在は、Pythonを使ったプログラミングの開発をしネットワークの自動化ツールを作成しています! Pythonの入門書も作成しているので、ぜひ参考にしてください!