【Cisco】VRF(VLANインターフェース)設定手順

「Cisco 892」でVRFをVLANインターフェースで設定する手順をまとめました。

前回のVRFインターフェースの設定手順は以下を参考にしてください。

cisco

「Cisco892」でVRFのVLANインターフェースへ適用する手順

以下ではVRFを作成し、該当VLANインターフェースは適用する手順となります。

VRF作成

まずは、仮想ルーティングテーブルのVRFを作成します。

VRF名を「testVRF」とし、VRFに必要となる識別子を「1:1」と設定します。

#configure terminal
(config-if)#ip vrf testVRF
(config-vrf)#rd 1:1

VLAN作成

VRFを適用するVLANを作成します。
今回対象となるVLAN IDは「10」とします。

#configure terminal
(config)#vlan 10

VRFをVLANインターフェースに適用

次に上記で作成したVRFを、適用したいVLANインターフェースへ設定します。

interface Vlan10
 ip vrf forwarding testVRF
 ip address 10.0.0.1 255.255.255.0

VRFのスタティックルート設定

作成したVRF上でスタティックルートを設定する際は、「ip route」コマンドの後に「vrf 」をつけてルートを作成します。

以下は設定例となります。

(config)# ip route vrf testVRF 0.0.0.0 0.0.0.0 10.0.0.254
(config)# ip route vrf testVRF 192.168.1.0 255.255.255.0 10.0.0.254

確認コマンド(Ping)

VRFにおけるPing疎通確認は以下のコマンドとなります。

# ping vrf testVRF 192.168.1.1

確認コマンド(ip route)

VRFにおける「ip route」のコマンドは以下となります。

# show ip route vrf testVRF

以上がCiscoのVRFの設定手順(VLANインターフェース)となります。




エンジニアのオンライン学習

ITエンジニアにおすすめの教材、オンラインスクールです。
無料からエンジニアの学習ができる教材などまとめているので参考にしてください。

おすすめオンライン教材
自宅で学習ができるオンラインスクール

ITエンジニアの開発・検証・学習としてインターネット上で専用のサーバ(VPS)を利用しましょう!
実務経験はVPSで学べます。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUT US
げんき☆ひろき
インターネット関連のSEをやっています。 ネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想基盤まで幅広く手を出しており、MVNOの構築経験もあります。 現在は、Pythonを使ったプログラミングの開発をしネットワークの自動化ツールを作成しています! Pythonの入門書も作成しているので、ぜひ参考にしてください!