makeコマンドオプションまとめ(CentOS6)

Linuxコマンドでの「make」コマンドをまとめました。
makeコマンドはパッケージをコンパイルするときなどに使用する重要なコマンドです。

makeコマンドとは

makeコマンドはコンパイル等の処理を自動的に行う機能です。

ソースからプログラムをコンパイルするインストールするといった処理を自動的に行い、ファイルを書き換えたら、そのファイルに関連する別のファイルも更新してくれるといったことに利用できます。

じぶんはyumでインストールができないパッケージなどはこのmakeコマンドを使用しています。

カーネルをビルドする際のmakeオプション一覧

  • make config
    質問形式で設定を実施
  • make menuconfig
    ターミナル上のGUIで設定を実施
  • make xconfig
    X上のGUIで設定を実施
  • make defconfig
    デフォルト状態の設定ファイルを作成
  • make oldconfig
    現在のカーネルの設定を引き継ぐ
  • make cloneconfig
    oldconfigと同じ
  • make clean
    設定ファイルを”除いて”一時ファイル等を削除
  • make mrproper
    設定ファイルを”含めて”一時ファイル等を削除

ビルドに関連した動作を指定するコマンド

  • make all
    カーネルとモジュールをビルド
  • make install
    ビルドしたカーネルをインストール
  • make modules
    カーネルモジュールをビルド
  • make modules_install
    カーネルモジュールをインストール
  • make rpm
    ビルド後にrpmパッケージ化
  • make rpm-pkg
    ソースrpmパッケージを作成
  • make binrpm-pkg
    バイナリrpmパッケージを作成
  • make deb-pkg
    Debianパッケージを作成

以上です。




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げんき☆ひろき
インターネット関連のSEをやっています。 ネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想基盤まで幅広く手を出しており、MVNOの構築経験もあります。 現在は、Pythonを使ったプログラミングの開発をしネットワークの自動化ツールを作成しています! Pythonの入門書も作成しているので、ぜひ参考にしてください!