【Docker】redmineのコンテナをコマンド一つで簡単に構築する手順

DockerでRedmineを構築したのでまとめました。
イメージダウンロードから構築まで5分もかからないので簡単にできます。

サクッと作りたい方は参考にしてください。
Docker「Redmine」の構築環境は以下となります。

$ cat /etc/redhat-release
Rocky Linux release 8.4 (Green Obsidian)

※CentOS8でも起動します。

RockyLinuxのDockerインストール手順は以下を参考にしてください。

「Docker」Redmindコンテナの簡単構築方法

今回のRedmineコンテナは以下の公式ページを参照にしています。
https://hub.docker.com/_/redmine

「Redmine」イメージダウンロード

以下コマンドで「Redmine」のイメージをダウンロードします。

$ docker pull redmine

イメージがダウンロードできたことを確認します。

$ docker images
REPOSITORY   TAG       IMAGE ID       CREATED       SIZE
redmine      latest    0d2f9514ef92   5 weeks ago   532MB

「Redmine」コンテナ起動

次にダウンロードしたイメージからコンテナを起動します。
アクセス用の対象ポート「3000」にアクセスすることで、Redmineコンテナのアクセスポート3000にアクセスできるようにします。

※上記ダウンロードをしなくても以下のコマンドだけで、ダウンロード、コンテナ起動ができます。

$ docker run -d -p 3000:3000 --name some-redmine redmine
0d96d01cd7c2eedfa4da2d8e75c3537fa66e8e223ae3d9791ff0c0562448f083

以下コマンドでRedmineのコンテナが起動したことが確認できます。

$ docker ps
CONTAINER ID   IMAGE     COMMAND                  CREATED         STATUS         PORTS                                       NAMES
0d96d01cd7c2   redmine   "/docker-entrypoint.…"   3 seconds ago   Up 2 seconds   0.0.0.0:3000->3000/tcp, :::3000->3000/tcp   some-redmine

コンテナへのアクセス用のFirewallを許可

Redmineコンテナが起動してもブラウザからはアクセスできません。
「http」と今回アクセス用で使用する「3000」番のポートを許可します。

$ firewall-cmd --zone=public --add-service=http --permanent
$ firewall-cmd --zone=public --add-port=3000/tcp --permanent
$ firewall-cmd --reload
success

以下のコマンドで対象のサービスとポートが許可されていることを確認します。

$ firewall-cmd --list-all
public (active)
  target: default
  icmp-block-inversion: no
  interfaces: ens192
  sources:
  services: cockpit dhcpv6-client http ssh
  ports: 3000/tcp
  protocols:
  masquerade: no
  forward-ports:
  source-ports:
  icmp-blocks:
  rich rules:

ブラウザから「Redmine」へアクセス

上記で構築後、準備ができればRedmineへアクセスします。

http://:3000
例)
http://192.168.1.1:3000

アクセスすると以下の画面が表示されれば成功です。

後は「ログイン」をクリックし、パスワードを変更しておきます。
デフォルトID/Passは以下となります。

ID,pass
admin/admin

Docker「Redmine」コンテナの構築手順は以上となります。




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げんき☆ひろき
インターネット関連のSEをやっています。 ネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想基盤まで幅広く手を出しており、MVNOの構築経験もあります。 現在は、Pythonを使ったプログラミングの開発をしネットワークの自動化ツールを作成しています! Pythonの入門書も作成しているので、ぜひ参考にしてください!