【ConoHaVPS】for Windows Serverの評価とエンジニアとしてのメリット・デメリット

開発・検証・学習用途としておすすめしたい「VPS」はインターネット上に自分のサーバを設置し、オンライン環境であればどこからでもアクセスができます。

サーバでも、Linuxではなく「WindowsServer」を使った構築や学習をしたいというとかなりハードルが高いのですが、「VPS」では簡単に自分専用のWindowsServerを持つことができます。

「ConoHaVPS」ではLinuxサーバだけではなく「WindowsServer」のサービスも提供しています。
提供しているWindowsServerはスペックも高く、デフォルトで高速SSDを搭載しているので、動作も良くストレスを感じません。

今回は「ConoHaVPS for Windows Server」についてまとめてみました。

「ConoHaVPS」for Windows Serverの評価

「ConoHaVPS」のWindows Serverは通常のLinuxサーバに比べると、2倍の月額料金がかかります。

お金をかけずにWindowsServerを利用したい場合は、自身のPCに仮想環境を構築してインストールすることで動かすことができます。

ただ、この条件を満たすには以下のことが必須となります。

  • PCのスペックが高いこと。(コアi3以上、メモリ8G、ディスク256くらいは必要)
  • WindowsServerのライセンスが必要
  • ライセンスがなくても、「sysprep」コマンドを利用して無償期間を伸ばす
  • 仮想環境を構築できる技術力が必要

どうしても自身のローカルPCに仮想環境を構築したい方は以下のページを参考にしてください。

上記のようにWindowServerがインストールできない、簡単にWindowsサーバを利用できる環境が欲しいという方はVPSを利用することをおすすめします。

「ConoHaVPS」for Windows Serverのメリット

WindowsServerは初心者ではなかなかインストールから起動することができないため、VPSで簡単に利用できることをおすすめします。
また、WindowsServerを利用する環境は限られるため、VPSで資格勉強やスキルアップで利用することをおすすめします。

さらにVPS環境であれば、マインクラフトなどのPCスペックが必要となるようなゲーミングPCが割としても利用できるので、用途にあった使い方ができます。

Windows関連の資格対策として利用ができる

これまでMicrosoft関連の資格(MCPなど)は参考書やローカルのWindowsPCなどを利用して勉強することがほとんどでした。
実際にWindowsServerを用意するにはスクールに通ったり、地震でサーバを購入し自宅で構築するなど、コストや時間がかかっていました。

ConoHaVPSでは、登録からWindowsの起動までほんの数分で利用することができますし、実際にWindowsServerを触って構築しながら資格勉強ができたり、自身のスキルアップに利用することができます。

Windows独自のツール・アプリを構築できる

自身のPCのスペックが低いため開発環境を構築しても、PCの動作が重かったり、VPSを利用したとしてもWindowsServerを利用したい方は「ConoHaVPS」のWindowsServerを選択することをおすすめします。

もちろん他のVPSもありますが、利用者が多く、人気のあるVPSを利用したい方は「ConoHaVPS」を選択肢の一つとして考えておきましょう。

ConoHaVPSはクーポン機能があるのでクレジットが利用できない学生でも簡単にVPSでWindowsサーバを利用することができます。
クーポンについては以下のページを参考にしてください。

Microsoft Officeが利用できる

「ConoHaVPS」ではMicrosoft Officeを利用することができます。
通常で利用するだけでも3万円もするオフィスを月額1,000円台から利用できるのであれば十分です。

ましてや、資格の勉強などで利用するのであれば、わざわざ高額なオフィスを購入しなくても大丈夫です。
学生などお金が無い方はぜひ検討をしてみてはいかがでしょうか。

WindowsServerの技術スキルが上がる

WindowsServerでは独自の技術力が必要となり、さらに多くの企業でWindowsServerのツール・アプリが利用されています。
その中でも「Active Directory」は認証サーバーとして利用されており、重要なツールとなります。

参考書ではなかなかわからないところも、実際にVPS上でWindowsServerを利用し、ADを構築できるので利用する価値は高いです。
学生の方なら尚更、クーポンを利用して触ってみることをおすすめします。

「ConoHaVPS」for Windows Serverのデメリット

「ConoHaVPS」ではWindowsServerを利用するメリットは多いです。
クレジットカードが利用できない学生でも簡単に登録し、利用することができます。

ただし、なかなか一般では触ることができないWindowsServerを利用する際のデメリットも存在します。
以下ではデメリットについてまとめてみました。

Linuxサーバよりも月額料金が高い

WindowsServerをVPSで利用する大きなデメリットとしてはとにかく、月額料金が割高なところです。
Linuxサーバの月額料金のおよそ2倍の月額料金となります。

WindowsServerはなかなか、利用することも無いため利用価値が高いのか、VPS各社でもやはり割高に設定されています。
ただし、自宅でサーバを構築してWindowsOSとライセンスを用意したり、オフィスをインストール・ライセンス適用する手間も省けるので利用する価値はあります。

動作の重いツール・アプリはスペックの低いプランに向かない

いくらWindowsServerが利用できるといっても、あまり重い開発系のツールやアプリを動かしたり、高スペックが必要なゲームを動かしたりするとスペックの低いプランのWindowsServerでは動作が重くなったりする可能性はあります。

学習用途としてスペックの低いプランを利用することは問題ないですが、ある程度のスペックが必要なアプリを動作させるなどするときは上位プランを選択することをおすすめします。

「ConoHaVPS」for Windows Serverの料金

「ConoHaVPS」のWindowsServerの料金プランを以下でまとめています。

プラン(Windows) 月額料金 メモリ CPU SSD 初期費用 最低利用期間
WIN1GB 1,100円/月 1GB 2コア 100GB 無料 無し
WIN2GB 2,200円/月 2GB 3コア 100GB 無料 無し
WIN4GB 4,290円/月 4GB 4コア 100GB 無料 無し
WIN8GB 8,470円/月 8GB 6コア 100GB 無料 無し
WIN16GB 15,950円/月 16GB 8vCPU 100GB 無料 無し

まとめ

これまで個人でWindowsServerを利用するのは難しく、利用するためには就職した企業で用意されたサーバを利用したり、自身で一からサーバを構築することがほとんどでした。

そのため、一般でWindowsServerを触る機会が少なく、資格の勉強をしたとしても参考書レベルの知識程度で終わることがほとんどでした。

ConoHaVPSではWindowsServerをVPSサービスとして提供し、月額1,000円台から利用することができます。
さらにオフィスも利用することも可能です。

オンライン環境であればどこからでも利用することができますし、自身の持っているローカルPCのスペックが低くても、VPS上のWindowsサーバを利用することで開発や業務なども楽にすることができます。

テレワークとして利用したり、資格や学習、開発用途としてWindowsServerを利用したい方は「ConoHa for Windows Server」を利用してみてはいかがでしょうか。




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げんき☆ひろき
インターネット関連のSEをやっています。 ネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想基盤まで幅広く手を出しており、MVNOの構築経験もあります。 現在は、Pythonを使ったプログラミングの開発をしネットワークの自動化ツールを作成しています! Pythonの入門書も作成しているので、ぜひ参考にしてください!