【ConoHa VPS】バックアップ機能まとめ

VPSを利用する際、障害や設定ミスにより、サーバーに障害が発生し、元の状態に戻せない場合が在ります。
そのような場合は「バックアップ」を利用することにより、障害前のサーバーの状態に戻すことができます。

以下では「ConoHa VPS」のバックアップ機能についてまとめました。

「ConoHa VPS」バックアップ機能まとめ


「ConoHa VPS」においてバックアップ機能は標準でサポートされています。

バックアップはオプションとして「自動バックアップ」を利用できます。

以下はバックアップの詳細となります。

「自動バックアップ」の詳細

「ConoHa VPS」の自動バックアップはVPSサーバーと追加ディスクのバックアップを取得します。
自動バックアップを設定しておくことで、障害時におけるデータの損失なども、元の状態に戻すことができます。

また、この「自動バックアップ」は新規のサーバーの作成時のテンプレートとしても利用できます。

「3世代」までバックアップが可能

「自動バックアップ」は毎週1回取得され、計3世代まで管理されます。
古くなったバックアップデータは、取得データが古いものから削除されていきます。

※ 512MBプランでは「自動バックアップ」機能は利用できません。

保存したバックアップの利用方法

保存したバックアップは障害時にデータを損失したバックアップの復元はもちろん可能ですがそれ以外にも以下のような活用方法も可能です。

  • バックアップからサーバーの再構築を実施
  • バックアップをイメージとして保存し、そのイメージをベースに新規のサーバーを作成

「自動バックアップ」の料金

「自動バックアップ」では時間単位、月額単位で金額が決まります。
バックアップオプションの追加料金は時間「0.6円」、月額「330円」で利用できます。

一時的にバックアップを取得し、それをイメージとして保存しておきバックアップとして利用することもできます。
ただし、イメージ保存は90日を経過すると削除されます。

「自動バックアップ」と「イメージ保存」は以下のURLで確認できます。

自動バックアップ
https://support.conoha.jp/v/vps-autobackup/

イメージ保存
https://support.conoha.jp/v/saveimages/

「ConoHa VPS」のサーバーはRAID10構成を採用

「ConoHa VPS」では「RAID10」構成を採用しています。

「RAID10」とは、2台以上のHDDに全く同じデータを書き込み、耐障害性(冗長化)した構成のことです。
一つのHDDに障害が発生しても全く同じデータを書き込んでいるHDDがあるため、サーバーが落ちることはありません。

ただし、サーバー上のデータについては、万が一のため、別途「自動バックアップ」を取得することをおすすめします。

大事なサーバーは必ず「自動バックアップ」をしておくこと

バックアップを取得せずに、誤ってVPSを削除してしまった場合、データの復旧は二度とできません。
商用などで利用しているサーバーがあれば、必ずバックアップは取得するようにしておきましょう。

月額「330円」で利用できるので、後で後悔するよりも絶対に取得したほうがいいです。

ちなみにバックアップのデータはイメージファイルとなるので、編集はできません。
バックアップの意味もなくなっちゃいますので。

まとめ

「ConoHa VPS」では、「自動バックアップ」を提供しています。
毎週1回、最新の3世代までのバックアップを保存します。

バックアップファイルから、データの復元はもちろんできますし、バックアップをテンプレートとして別途新規でサーバーを構築することも可能です。

大事なサーバーがある場合は必ず、バックアップを取得して運用するようにしましょう。

「ConoHa VPS」の詳細をもっと知りたい方は以下のページを参考にしてください。

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げんき☆ひろき
インターネット関連のSEをやっています。 ネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想基盤まで幅広く手を出しており、MVNOの構築経験もあります。 現在は、Pythonを使ったプログラミングの開発をしネットワークの自動化ツールを作成しています! Pythonの入門書も作成しているので、ぜひ参考にしてください!