Junose pppoe デュアルスタック(IPv4/IPv6)設定

Juniper(JunosE)のPPPoE設定手順です。
IPv6がうまくいかないので、事前に設定のメモを残しておきます。

PPPoEだけでも結構覚えるのがめんどくさいですが、これにIPv6の設定を加えたデュアルスタックの設定はかなり辛いものがあります。
しっかり、PPPoEの動きを覚えた後にIPv6の設定を覚えるようにしましょう。

pppoeのデュアル設定を作成

ipv4はアドレスを端末に割り振れたが、ipv6はだめだった。。。 対象機器とPC間で問い合わせをしているようだが。 結局、対象機器でrejectされてるんだな。。。 もう一歩なんだが…

1.IPv6の有効化にはライセンスが必要

license ipv6 "XXXXXXXXXX"

2.ホスト名作成

hostname "Nanchatte"

3.プロファイル作成

profile oppai          →プロファイル名を定義
ip virtual-router default    →ipv4、ipv6ともvirtual-router作成
ip unnumbered loopback 1    →unnumberedはloopback1を使用
ipv6 virtual-router default
ipv6 unnumbered loopback 1
ppp authentication chap pap   →もしかしてipv6にも必要??

 

virtual-router default           →初期設定のまま

4.aaaの設定

aaa authentication atm1483 default radius
aaa accounting atm1483 default radius
aaa authentication ip default radius
aaa accounting ip default radius
aaa authentication ipsec default radius
aaa accounting ipsec default radius
aaa authentication ppp default radius
aaa accounting ppp default radius

5.インターフェースの設定

interface loopback 0
ip address X.X.X.X X 255.255.255.255
ipv6 address X:X:X:X:X:X:X:X/128
ipv6 ospf area XXX

 

interface loopback 1
ip address X.X.X.X X 255.255.255.255
ipv6 address X:X:X:X:X:X:X:X/128
ipv6 ospf area XXX
interface gigabitEthernet 3/0
mtu 1522
encapsulation vlan

 

interface gigabitEthernet 3/0.1  →今回はサブインターフェースを作成し、PPPoEを設定
vlan id X untagged
pppoe
pppoe auto-configure
pppoe profile any oppai

 

interface gigabitEthernet 5/0.31    →ここは上位向けに設定
vlan id XX
ipv6 address X:X:X:X:X:X:X:X:X/64
ipv6 nd uppress-ra
ipv6 ospf area XXX            →デュアルでOSPFを設定
ipv6 ospf cost 3
ip description (to XXXX)
ip address X.X.X.X 255.255.255.0
ip ospf cost 3

6.Radius向けの設定

radius authentication server X.X.X.X  →radiusサーバのアドレスを設定
key secret
!
radius accounting server X.X.X.X  →radiusサーバのアドレスを設定
key secret
!

以上!! 次回頑張る!!続きはその2で

まとめ

うーんって感じです。 やっぱりPPPoEの設定って簡単にはいかない感じです。 失敗は成功の近道とも言えるのでがんばって行きます。

完成バージョンはここから

それでは!




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げんき☆ひろき
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