格安SIMを購入する前にSIMタイプを確認するための4つのこと

格安SIMを購入する前の事前準備として、SIMには様々なタイプがあることを確認しておきましょう。
特に何も考えないで適当にSIMを購入するとサイズが違うSIMを購入してしまったりしてしまうので、しっかり確認しておくことが大事です。

前回も格安SIMを購入する前の注意事項の記事を書きました。

今回はその他にも大事な注意事項として購入する格安SIMのタイプを事前に確認しないといけません。
確認しなければいけない4つの項目を頭に入れて、格安SIMを購入し間違って使用端末に合わないSIMを購入しないように気を付けましょうね。

格安SIMのタイプは購入する前に必ずチェックしておくこと!

せっかく格安SIMを購入したのに、家に届いたSIMがスマホと合わない!?ってことがある方は少なからずいると思います。
特に格安SIMを購入するのが初心者の方にはよくあることです。

私も、初めて購入したときにSIMカードの種類を間違ってしまい、変更の手続きをしました。。。
間違って購入したSIMの変更などは別料金が発生するので結構痛手です。
※私の時は2000円の出費でした。

格安SIMの購入でつまづかないように、これから紹介する項目をしっかりチェックしておきましょう!

SIMが対応する回線をチェック

MVNOは大手キャリア3社(ドコモ、au、ソフトバンク)の回線を借りてサービスを提供しています。
使用する回線がどれかによって、購入するSIMも異なります。

ほとんどの格安SIMはドコモかauで、最近ソフトバンク系のMVNOも出てきましたよね。
ソフトバンク系のMVNOの記事はこちらから!

MVNOによってはドコモやauの両方のプランを用意しているところもありますが、どこの回線を使用するのか申し込みの際は間違えないようにしておきましょうね。

SIMカードの種類を確認する

これは結構大事です。
今使っているスマホを使用して格安SIMを購入したい方、格安SIMを購入した後にスマホを購入する方はSIMカードのサイズの確認は必須ですよ!

SIMカードのサイズは3種類用意されていて、スマホの機種によって装着できるSIMカードのサイズは決まっています。

  • 標準SIM(サイズ:タテ25mm、ヨコ15mm)
     →古い機種多い
  • microSIM(サイズ:タテ15mm、ヨコ12mm)
     →一部のAndroid端末で使用
  • nanoSIM(サイズ:タテ12.3mm、ヨコ8.8mm)
     →iPhone、最新機種さ採用されていることが多い

原則としてサイズが異なるものは使用できません。
自分のスマホのSIM対応サイズが分からない方は必ずメーカーのサイトにあるスペック表を確認しておくことが大事ですよ!

もし、誤って別のサイズのSIMを購入してしまった場合はMVNOによって交換が可能なので、各MVNO事業者のヘルプを確認しておきましょう。
先ほども言いましたが、私もSIMのサイズを間違って購入した際、サイズ変更をしましたが、SIM1枚に対し2,000円の追加料金がかかりました。

ちなみに私が使用しているのはIIJmioです。
老舗のMVNOなので結構安心できますよ!

※MVNOによってSIMカードのサイズ変更は異なるので事前に確認しておいてくださいね。

機能で3つに分かれるSIMカードをチェック

格安SIMは対応する機能によって大きく3つに分けられます。
それぞれのSIMの機能は以下のように使い分けをして選びましょう。

データ通信専用SIM 通話は不要(または通話アプリを使用)、できるだけ安くしたい方
データ通信+SMS付きSIM LINEなどの認証にSMSが必要
音声通話付きSIM 通話を含めてすべての機能を使用したい

キャリアのスマホを使用していると、音声通話ができるのは当たり前ですが、格安SIMのいいところは音声通話が不要な人はデータ通信のみのSIMを利用できることです。
これによって、月々の支払いがぐんと下がる人も出てくるわけです。

データ通信専用SIMのみであっても、IP電話アプリなどを使えば音声通話が可能になるので、できるだけ安くしたいという方はこれが一番いいかもしれませんね。

また、音声通話付きのSIMですが、各MVNOによって最低利用期間の「縛り」があることが多いので、期間内に解約すると違約金が発生するので注意してください。
とはいっても、大手キャリア3社よりも縛りの期間は短く長くて1年、短くてすぐに解約できるSIMもあります。

こちらもしっかり、音声通話付きSIMを購入する際は確認しておいてくださいね。

高速データ通信の容量を選ぶ

格安SIMは安いものはかなり安いですが、使う人によって月に使用するデータ量はそれぞれです。
月に使用するデータが1GBくらいで収まる人は月々の支払いが1000円以内に収まる人もいると思います。

しかし、大体スマホの月のデータ使用量は平均で3~5GBくらいではないでしょうか。
これくらいのプランでも全然安いですが、このプランの上限値を超過すると、通信速度が200kbpsまで落とされ通信制限がかけられます。

スマホでウェブ閲覧をしているとかなり遅くなるので体感できるはずです。
しっかり自分のデータ使用容量を把握して適切なデータプランを選択しましょう!

自分にあったデータ通信プランを選びましょう!
月3GB以下 ちょっとしたウェブ閲覧やメールがメインで、できる限り通信にWi-Fiを利用する人。節約する人
月5GB前後 ネットで動画や音楽などのストーリミング、LINEなどの通話アプリを使用する人向け
月10GB以上 動画、音楽、通話アプリに加えクラウドサービスやファイルのやり取りとする人向け

大体、月に自分が利用するデータ容量より2GBくらい多めのプランが一番おすすめかと思います。
データ容量が上限に達し、毎回データを追加購入するのはめんどくさいですし、その月に余ったデータは翌月に持ち越しもできたりもするので便利ですよ!

以上、格安SIMを購入する際はしっかり、SIMのタイプを事前に調べて購入してくださいね!




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げんき☆ひろき
インターネット関連のSEをやっています。 ネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想基盤まで幅広く手を出しており、MVNOの構築経験もあります。 現在は、Pythonを使ったプログラミングの開発をしネットワークの自動化ツールを作成しています! Pythonの入門書も作成しているので、ぜひ参考にしてください!