2018年10月22日にMM総研は「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2018年9月時点)」の調査結果を公表しました。
現在、格安SIM(MVNO)を利用しているユーザの月額料金は、は大手キャリア(MNO)のスマートフォン利用者の半分以下であることがわかりました。
現在、大手キャリアの月額料金を抑えるように国からのお達しが来ていますが、まだまだ、月額料金が高いのが現状です。
今回の調査結果でもわかるように格安SIMをすることで、月額料金の支払いが一気に楽になり、家計的にも安心できます。
今回の記事を読んで、格安SIMに乗り換えを考えている方は検討してみてください。
格安SIM(MVNO)と大手キャリア(MNO)との月額料金を比較すると格安SIMの支払い額の方が半額以下!
現在、スマホや携帯の通信料金を支払うために、毎月通信会社に支払いをしていますが、その通信会社は大きく分けて以下のようになります。
- 大手キャリア(MNO):NTTドコモ、au、ソフトバンク
- サブブランド:UQ Mobile、Y!mobile
- 格安SIM(MVNO):mineo、IIJmio、楽天モバイル…etc
今回は、各通信会社に契約しているサービス利用者ごとの利用実態が調査されました。
大手キャリア(MNO)のスマホ利用者の月額の支払額はMVNO利用者の約2.78倍
大手キャリア、サブブランド、MVNOの通信料、データ通信料、オプション料、端末代金を合計した「月額利用料金」、「端末代金」、「端末代金を除く月額料金」は以下の表を参考にしてください。
各通信事業社の月額料金(平均) | |||
---|---|---|---|
通信事業社 | 月額利用料金(端末代金含む) | 端末代金 | 端末代金を除く月額料金 |
大手キャリア(MNO) (スマートフォン) |
7,630円 | 46,789円 | 5,680円 |
大手キャリア(MNO) (フィーチャーフォン) |
2,952円 | 16,376円 | 2,262円 |
サブブランド | 4,171円 | 28,994円 | 2,963円 |
MVNO | 3,458円 | 34,030円 | 2,040円 |
上記の調査結果をみると、端末代金を含む料金、含まない料金ともに、MVNO利用者の月額料金は、大手キャリア(MNO)のスマートフォン利用者の半額以下に抑えられています。
格安SIM(MVNO)、大手キャリア(MNO)の過半数のユーザーは利用データ通信料が3GB以下
スマートフォン利用者の付に使用するデータ通信料は、「わからない」と答えた人を除くと、平均で5.7GB、中央値が3GBとなりました。
その中の内訳は以下の表となります。
スマホユーザーの月に使用するデータ通信料 | |
---|---|
データ容量 | 割合 |
1GB | 23.8% |
2GB | 19.8% |
3GB | 57.8% |
5GBまでの累計ユーザー | 75.2% |
MM総研によると前回の調査から2年弱で、平均データ通信料が1.5GB増加した要因について、各通信事業者が提供する大容量プランの普及があるのではないかと分析しています。
料金形態もやすい大容量プランは、データ通信料の残量をいちいち確認することがないので、利用ユーザーからは人気が人気のあるプラントなり契約が増えているのが理由の一つです。
スマホの利用時間は格安SIMのユーザーよりも大手キャリアで契約している利用者が長い
各通信事業者によるユーザーのスマホ利用時間では大手キャリア(MNO)利用者の方が多いことが分かりました。
各通信事業者のスマホ利用時間 | ||
---|---|---|
通信事業者 | 平日のスマホ利用時間 | 平日のスマホ利用時間 |
大手キャリア(MNO) | 116分 | 137分 |
サブブランド | 105分 | 125分 |
MVNO | 112分 | 132分 |
格安SIMを契約するとデータ容量を意識するので、おのずとスマホの使用時間も少なくなるのでしょうね。
でも、こっちの方が、スマホに依存するのが短くなるのでいいのではないでしょうかw
スマートフォン利用者の利用用途トップ7
スマホ利用者のスマホ利用用途トップ7で全体の87%を占めています。
その中でも一番多かったのがインターネット検索でした、詳細は以下の表となります。
スマートフォン利用者の利用用途 | ||
---|---|---|
利用用途 | 時間 | 割合 |
インターネット検索・情報収集 | 198分 | 24.1% |
メール・メッセージの送受信 | 142分 | 17.3% |
ゲーム | 115分 | 13.9% |
SNS | 106分 | 12.8% |
動画視聴 | 83分 | 10% |
音楽視聴 | 42分 | 5% |
カメラ撮影 | 32分 | 3.9% |
利用事業者別では、MNO利用者は「動画視聴」の利用時間が長く、大容量プランや高速な通信速度を活用しているという特徴がみられます。
これからの通信事業はは格安SIM(MVNO)がおすすめ!
今回の調査でも、利用サービスを進めたいということでMVNOが最上位となっています。
理由はやはり月額料金安い!ってことですよね。
しかし、月額料金が安く抑えられるMVNOは高評価ですが、料金の安さとは反対に、端末のラインナップ、サポート体制、ネットワークの品質の面ではまだまだ大手キャリアに勝てないところがあります。
IT関連に関して詳しい方は全く気にもしないところですが、不安な方はまだまだ大手キャリアに残る傾向が多いです。
しかし、これからはある程度のことは自分で管理をしないといけない時代になっているんです。
少しでも、月額の通信料金を抑え、浮いたお金で自分の好きなことに使えるって魅力があることですよ!
このほかの格安SIMの魅力についてはこのブログではいろいろと紹介していますので、ぜひほかの記事も参考にされてくださいね。
それでは!
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