AndroidのSIMのDSDSとは!?ディアルSIMの意味とその種類や使い方について

格安SIMに乗り換える時にしたいことの一つと言えば、ディアルSIMをしたいという方は結構多いと思います。
通常はスマホで利用できるSIMは一つですが、ディアルSIM対応のスマホであれば、2つのSIMカードを装着することができ、2つの電話番号を両方利用できます。

今回はデュアルSIMとはなんなのか、そしてデュアルSIMの種類、使い方について紹介します。

2つのSIMカードと2つの電話番号を両方利用できるディアルSIMとは!?意味や種類、その使い方について

普通、スマホでは、利用できるSIMカードは1枚で、電話番号も1つとなって使うのが当たり前ですが、AndroidのSIMロックフリースマホの中には、2枚のSIMを装着することができ、2つの電話番号で待ち受けをすることができるものがあります。

通常のスマホでは、SIMカードトレイのSIMカードを装着できる部分は1つですが、デュアルSIMのスマホでは2つのSIMカードが装着できるように装着部があります。
また、デュアルSIMの場合、2番目のSIMカード装着部は、microSDカードも利用できるようになっていることが多いです。

モトローラ社製の「MotoG6」や「Motoe5」のようにSIMカード2枚と同時に、microSDも利用できるトリプルスロット仕様のSIMカードトレイを持つ機種もあります。

デュアルSIMのメリット

それでは、デュアルSIMのメリットですが、大きなメリットといえば、2つの電話番号を利用できることです。
デュアルSIMにはいくつか種類があり、通話はかけ放題のあるキャリアのSIMを利用し、データ通信は安い格安SIMのSIMw利用するといった利用方法や海外に出かけた際に、日本のSIMカードは緊急の連絡用に通話ができる状態にし、データ通信は現地の安いSIMを利用するという方法を取ることができます。

ちなみに私の使い方は、ドコモのかけ放題プラン(月額2,700円)で通話を利用し、データ通信はIIJmioのファミリープランで使っているSIMを利用しています。

これであれば、通話はいくら電話しても月額が固定なので、電話料金を気にすることがないですし、IIJimoのファミリープランで利用しているSIMは13GBもありますし、家では光を引いてWi-Fiを利用しているのでデータ通信はほとんど消費されません。

IIJmioのファミリープランについてはこちらの記事を参考にしてください!

格安SIM「IIJmio」のプラン、夫婦、家族、カップルなどのプラン紹介。また、通信速度や価格などを紹介。

デュアルSIMの種類

上記で説明したようにデュアルSIMは2枚のSIMカードを利用できることですが、待ち受けの状態やデータ通信機能によって種類が異なるので以下を参考にしてください。

DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)

SIMカードを2枚利用することができますが、待ち受け状態にできるのは片方のSIMカードのみとなります。
待ち受けにするカードの切り替えは手動で行わないといけません。

必ず、どちらかを使える状態にするために手動設定が必要となるため、切り替えに手間がかかります。
メリットとしては物理的にSIMカードの入れ替えをしなくても良くなるというところでしょうか。

※最近のデュアルSIMのスマホではDSSSはありません。

DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)

両方のSIMカードを待ち受け状態にできるSIMスマホです。
私が使っている「MotoG5」や「Motoe5」などはこのDSDSに当たります。

DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)

DSDAは両方のSIMカードを待ち受け状態にでき、一方で通話中でも、もう一方で通話が可能になります。

DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)

DSDVは両方のSIMカードを待ち受け状態にでき、一方がVoLTEで通話中でも、もう一方で4Gの高速通信が利用できます。
デュアルSIMのスマホを購入するのであれば、このDSDVに対応したスマホをお勧めします。

おすすめはASUSの「ZenFone5シリーズ」ですね。

デュアルSIMの使い方

デュアルSIMの使い方、設定の仕方ですが、以下のよう設定できます。
機種ごとに設定が微妙に異なりますが、ほとんど同じなので参考にしてください。

  1. デュアルSIM対応端末(スマホ)にSIMカードを2枚装着すると画面上部のアンテナのステータスが2つになります。
    まずはスマホの画面上部を押さえて下にスワイプし、歯車マーク(設定)をタップします。
  2. 設定から「SIM」カードをタップします。もしくはアンテナマークをタップします。
  3. SIMカードの設定画面にな理、使用できるSIMカードが2つ表示されるので2枚のSIMをONの状態にします。
  4. 同じ画面から、「優先SIM」より、データ通信ができるSIMをどれにするのか選択します。また、SMS機能があるSIMを選択します。
    ※どちらのSIMを選択するのか必ず事前に確認するようにしましょう。
  5. 通話用のSIMカードは毎回選択するをONにする。

まとめ

格安SIMへ乗り換える時は、ぜひデュアルSIM対応のスマホを選ぶようにしましょう。
キャリアのかけ放題のみが利用できるSIMとデータ通信として格安SIMを利用する場合にはとても便利です。

デュアルSIMに興味がある方はぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。

それでは!




エンジニアのオンライン学習

ITエンジニアにおすすめの教材、オンラインスクールです。
無料からエンジニアの学習ができる教材などまとめているので参考にしてください。

おすすめオンライン教材
自宅で学習ができるオンラインスクール

ITエンジニアの開発・検証・学習としてインターネット上で専用のサーバ(VPS)を利用しましょう!
実務経験はVPSで学べます。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUT US
げんき☆ひろき
インターネット関連のSEをやっています。 ネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想基盤まで幅広く手を出しており、MVNOの構築経験もあります。 現在は、Pythonを使ったプログラミングの開発をしネットワークの自動化ツールを作成しています! Pythonの入門書も作成しているので、ぜひ参考にしてください!