格安SIMへ乗り換えをすることに対して「最低利用期間」や「違約金」はキャリアと違ってどのようになっているのでしょうか。
キャリアでは「2年縛り」という最低利用期間が2年間有り、この間に解約をすると「違約金」が発生し、高額の違約金を支払わないといけません。
それでは格安SIMでは最低利用期間、違約金はあるのでしょうか。
基本、データSIMについては最低利用期間や、違約金は発生しませんが、音声SIMについてはこれらが発生する場合が有ります。
今回は格安SIMを提供しているMVNOの最低利用期間と違約金について詳細をまとめます。
格安SIM主要6社の音声SIM最低利用期間と違約金まとめ
2年縛りという言葉はよくキャリアで耳にしますが、契約期間中の間に解約すると違約金を取られますが、格安SIMの中にも、キャリア同様に最低利用期間が設定されており、途中解約で違約金を取られるケースも有ります。
特に「違約金なし」と歌っている場合でも、音声通話対応SIMには最低利用期間が設定されていることがあるので、格安SIMで音声SIMを利用するときは必ず事前に確認しておきましょう。
また、最低利用期間がなくても、電話番号を次の乗り換え先のキャリアやMVNOへ引き継ぐ際にMNPをを利用する場合、MNP転出量が課せられることもあります。
さらにスマホとセットで購入する場合は2〜3年の長期契約になります。
格安SIMの最低利用期間と違約金
格安SIMの音声SIMを契約すると「最低位利用期間」があります。
この契約中に解約、もしくは乗り換えをすると違約金が発生します。
以下では格安SIM主要6社の最低利用期間と違約金をまとめているので参考にしてください。
格安SIMの最低利用期間と違約金 | ||
---|---|---|
MVNO | 最低利用期間 | 違約金 |
mineo | なし | なし |
イオンモバイル | なし | なし |
OCNモバイルONE | 6ヶ月 | 8,000円 |
IIJmio | 12ヶ月 | 1万2,960円 1ヶ月経過するごとに1,080円安くなる |
楽天モバイル | 12ヶ月 | 1万584円 |
BIGLOBEモバイル | 12ヶ月 | 8,640円 |
格安SIMのMNP転出料
格安SIMへ乗り換えた後、他の通信業社へ乗り換える際は最低利用期間以外にもMNP転出料金も注意するようにしましょう。
違約金がないからといって途中で解約をするとMNP転出料を多めに取られることもあります。
以下の表にあるように、通常は3,000円ほどですが、中には期間内にMNP転出をすると、1万円以上のMNP転出料が発生することがあるので事前に必ずチェックするようにしましょう。
格安SIMのMNP転出料(1ヶ月目) | |
---|---|
MVNO | MNP転出料(1ヶ月目) |
mineo | 1万2,420円/12ヶ月以内 13ヶ月目以降は2,160円 |
イオンモバイル | 1万6,200円/90日以内 90日以降は3,240円 |
OCNモバイルONE | 3,240円 |
IIJmio | 3,240円 |
楽天モバイル | 3,240円 |
BIGLOBEモバイル | 6,480円/3ヶ月以内 4ヶ月目以降3,240円 |
まとめ
格安SIMでも、キャリア同様に最低利用期間や違約金が発生するMVNOがあります。
MVNOの中にはどちらもないところはありますが、期間内にMNP転出をする際に、MNP転出料が発生するところもあるので、必ず合わせて調べるようにしましょう。
格安SIMの最低利用期間、違約金のほとんどは「音声SIM」を契約すると発生しますので「データSIM」ではほとんどのMVNOでは発生しないので、自分の運用の仕方に合わせて格安SIMを契約するようにしましょうね!
それでは!
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