Googleアドセンスを設置する上で、アドフラウド(広告詐欺)を防ぐために「ads.txt」を実施します。
この「ads.txt」をDjangoで構築したWebサイトへ設置するまでの手順をメモしました。
Googleアドセンスの「広告詐欺」を防ぐ「ads.txt」をDjangoへ設定する方法
「ads.txt」は「広告詐欺」、「不正広告」を防ぐ方法となります。
このテキストファイルをWebアプリのルートドメイン上にアップするだけで安全にアドセンス広告を設定することができます。
以下では、「ads.txt」をDjango上にアップし反映するまでの手順となります。
Googleアドセンスページから「ads.txt」をダウンロード
アドセンス設置の許可がでたWebサイトに以下の様な注意事項が表示されます。
ここで「今すぐ修正」をクリックします。
「今すぐ修正」をクリックすると以下のページに移動するので、「ads.txt」をダウンロードをクリックします。
「ads.txt」がダウンロードされます。
今回は、デスクトップ上にダウンロードしました。
「ads.txt」をDjangoの「template」へアップロード
デスクトップにダウンロードした「ads.txt」をSCPコマンドでアップロードします。
以下はMacOSから、SCPコマンドを使用し、デスクトップ上の「ads.txt」をアップロードしたコマンド例となります。
~ $ scp -P 22 Desktop/ads.txt root@test.engineers-life.com:/django/templates/ @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ @ WARNING: UNPROTECTED PRIVATE KEY FILE! @ @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ Permissions 0644 for '/Users/xxxxxx/.ssh/known_hosts' are too open. It is required that your private key files are NOT accessible by others. This private key will be ignored. Load key "/Users/xxxxxx/.ssh/known_hosts": bad permissions root@test.engineers-life.com's password: ads.txt 100% 58 2.3KB/s 00:00 ~ $
ちなみに証明書を使用したアップロードは以下となります。
~ $ scp -P 22 Desktop/ads.txt -i ~/.ssh/2020050758484.pem root@text.engineers-life.com:/django/templates/
Djangoアプリで「ads.txt」を適用する
SCPでアップロードされた「ads.txt」が以下の様に対象のディレクトリにアップロードされていることを確認します。
$ cd /django/templates/ $ ll 合計 40 -rw-r--r-- 1 root root 401 7月 21 11:06 404.html -rw-r--r-- 1 root root 58 10月 17 18:48 ads.txt drwxr-xr-x 2 root root 4096 7月 29 11:24 google -rw-r--r-- 1 root root 4949 9月 4 15:49 index.html
次にDjangoで作成したアプリ内の「views.py」と「urls.py」を編集します。
「views.py」追記
以下の様に15行目に記述した様にadsの設定を追加します。
$ vim views.py from django.shortcuts import render # Create your views here. from django.http import HttpResponse from django.template import Context, loader def index(request): template = loader.get_template('index.html') context = {} return HttpResponse(template.render(context, request)) # 追記 def ads(request): return render(request, 'ads.txt')
「urls.py」追記
次にURLにアクセスした時のパスを追記します。
$ vim urls.py from django.urls import path from . import views app_name = 'myhp' urlpatterns = [ path('', views.index, name='index'), path('test1/', views.test1, name='test1'), #追記 path('ads.txt/', views.ads, name='ads'), ]
上記の設定が反映されると、実際にサイトにアクセスすると以下の状態となります。
Googleアドセンス「ads.txt」を設置する手順は以上となります。
サーバーを構築するならVPSがおすすめです。
エンジニアのオンライン学習
ITエンジニアにおすすめの教材、オンラインスクールです。
無料からエンジニアの学習ができる教材などまとめているので参考にしてください。
おすすめオンライン教材 | |
自宅で学習ができるオンラインスクール | |
ITエンジニアの開発・検証・学習としてインターネット上で専用のサーバ(VPS)を利用しましょう!
実務経験はVPSで学べます。
コメントを残す