【VPS】WebARENA Indigoスナップショット(バックアップ)機能まとめ

低コストで、オンライン環境でいつでも利用できるサーバーはVPSがおすすめです。
その中でもNTT系列のVPSである「WebARENA Indigo」はVPSサービスを提供している企業の中でも最安値の月額プラン(最安値:349円)を提供しています。

さらにNTT系列であるので、企業、通信回線における信頼性はどのVPSサービスよりも高いです。

「WebARENA Indigo」の詳細については以下のページを参考にしてください。

VPS

今回は「WebARENA Indigo」におけるVPSサーバのバックアップ(スナップショット)について紹介します。

「WebARENA Indigo」におけるスナップショット(バックアップ)機能とは

スナップショットとは、現在時点のデータを保存することで、その時点に戻すことができる機能です。

「WebARENA Indigo」におけるスナップショットはデータの一貫性を確保するためにスナップショットを作成する前に一旦インスタンス(サーバ)を停止します。

一般的なバックアップと異なる点では以下となります。

  • バックアップ:サーバのイメージデータのコピーを作成し、別途保存する。サーバに障害が発生したり、データが破損した場合にコピーを使用して復元する
  • スナップショット:サーバにその時点のイメージを作成し、保存する。いつでもその時点のデータに復元はできる。一般的にはそのサーバーのディスクに障害が発生すると復元はできない

上記でも説明した通り、一般的にスナップショットでは仮想サーバの全体のイメージを完全にコピーはできません。
ですので、ストレージに障害が発生した場合は仮想サーバを復元することが極めて不可能になります。

ただ、「WebARENA Indigo」のスナップショット機能においては、サーバが障害が発生したとしても上記のような障害が起きるようなことがないように対策はされていると思います。

「WebARENA Indigo」スナップショットの料金

「WebARENA Indigo」のスナップショットは有料オプションとなります。
スナップショットの料金は、スナップショットを作成した時点から廃棄するまでの間に発生し続けます。

料金は、スナップショットを作成した時点から廃棄までの間に発生します。

オプション 時間従量課金 月額上限料金
スナップショット 1時間あたり 0.008円(税込0.0088円)/GB 5円(税込5.5円)/GB

上記のように月額上限料金が5円/GBとなるので、SSD20GBのプランであれば、月額上限100円となります。

スナップショットを作成する時間

スナップショットの作成時間は、対象サーバーのスペック、対象仮想サーバのデータ量などによりますが、大体5分程度で完了します。

「WebARENA Indigo」の参考として1CPU1GBのサーバ作成直後の状態で5分程度でスナップショットを取得が完了するようです。

スナップショットは最大何個まで作成できるのか

「WebARENA Indigo」のオプションサービスとして提供しているスナップショットですが、最大5個まで作成できるようです。
ただし、上記のように一つあたりのスナップショットに対して、破棄するまでの間料金が発生するので、最大数までスナップショットを作成すると、5つ分のスナップショットの料金が発生するので注意しておきましょう。

スナップショットは、バージョンアップや、サーバーの設定変更をする際に事前にイメージを取ることで、簡単に復旧ができるよう利用すると良いです。
いつまでもスナップショットを撮り続けていても、そのスナップショットのデータ自体も古くなっていくので、どこかの時点で破棄することをおすすめします。

スナップショットから新規にインスタンス(仮想サーバ)を作成することができるのか

スナップショットの用途はあくまで自身のサーバイメージを作っており、戻したいときに戻すという動作となります。
このスナップショットから新しくインスタンス(仮想サーバ)を作成することはできません。

まとめ

VPSサービスを提供していところで、バックアップを提供していないサービスもあります。
バックアップは、サーバを運営し続けたい人にとってはかなり大事なものです。そのサーバが障害が発生したり、データが破損して壊れてしまっても復旧することができるので安心はできます。

別途自身の技術力で個別にバックアップを取る方法もありますが、初心者の人などはなかなかバックアップを取得する構成や設定をするのも大変です。

その中で、「WebARENA Indigo」はバックアップ機能として「スナップショット」を提供してくれているので、バックアップ機能が欲しい方にはメリットがあります。
エンジニアとしても、開発環境、検証環境、学習環境などを定期的にバックアップをとっておきたいという方には助かる機能です。

ただし、バックアップ取得時はインスタンス(仮想サーバ)の停止が必要となるので、それでも問題ないという方は「WebARENA Indigo」を利用する価値はあります。

「WebARENA Indigo」の詳細をもっと知りたい方は以下のページを参考にしてください。

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げんき☆ひろき
インターネット関連のSEをやっています。 ネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想基盤まで幅広く手を出しており、MVNOの構築経験もあります。 現在は、Pythonを使ったプログラミングの開発をしネットワークの自動化ツールを作成しています! Pythonの入門書も作成しているので、ぜひ参考にしてください!