「random」モジュールは標準ライブラリの一つであり、ランダムにデータを抽出する機能です。
例として、randomモジュールの「choice()関数」では、リストやタプルを渡すとその中から1つの要素をランダムで処理してくれます。
標準ライブラリ「random」モジュールの使い方
Pythonの標準ライブラリである「random」モジュールでは以下のような関数を使用することでランダムに実行結果を返す処理をしてくれます。
実行結果は何が返ってくるかわかりません。
さらに実行する度にその結果も変わっていきます。
choice()関数
上記でも紹介しましたが、「choice()関数」はリストやタプルを渡すことにより、その中の一つの要素からランダムに返す関数です。
サイコロをふる時に6までの数字を出しますが、それをプログラムで作成をした例となります。
標準ライブラリのrandomモジュールを使用することで1〜6までの数字をランダムで表示します。
※ random_test.py
import random list = [1, 2, 3, 4, 5, 6] num = random.choice(list) print(num)
または以下で1行で簡単なプログラムを作成して出力をかけます。
import random num = random.choice([1, 2, 3, 4, 5, 6]) print(num)
※ 実行結果
$ python3 random_test.py 1 $ python3 random_test.py 3 $ python3 random_test.py 6 $ python3 random_test.py 5 $
randrange()関数
randomモジュールの「randrange()関数」では指定した整数の範囲から1つの整数を処理します。
- 引数が「1つ」の場合 → 指定した数の前までをランダムに返す
- 引数が「2つ」の場合 → 開始と終了の数値をランダムで返す
※ random_test.py
import random num1 = random.randrange(1,7) print(num1) num2 = random.randrange(100) print(num2)
3行目では1〜6のどれかの数値をランダムで返します。
6行目では0から99までの範囲の数値をランダムで返します。
※出力結果
$ python3 random_test.py 3 71 $ python3 random_test.py 4 26 $ python3 random_test.py 2 85 $ python3 random_test.py 5 94 $ python3 random_test.py 3 61
randomモジュールには、このほかにも様々なランダム出力の方法があるので以下のURLを参考にしてください。
https://docs.python.org/ja/3/library/random.html
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