Pythonにおいてバックスラッシュ「\」は文字列の表示において重要な役割をします。
文字列にシングルクォーテーションを表示したい時などに利用したりする際に利用できますのでぜひ参考にしてください。
Pythonにおける「\」バックスラッシュの働き
バックスラッシュ「\」は特殊な文字列を表示するために使用されます。
また、文字列を表示する際に特殊な動作をさせたい時に、このバックスラッシュを利用した使い方があります。
以下では、バックスラッシュを利用した例を紹介します。
シングルクォーテーション、ダブルクォーテーションの打ち消しとして利用
シングルクォーテーションやダブルクォーテーションを含んだ文字列を表示したい際は、手前にバックスラッシュ「\」を配置することで、表示されます。
※ test01.py
print("I\'m kobayashi")
※ 実行結果
$ python3 test01.py I'm kobayashi
タブを使用する時に利用
文字列を表示する際、「tab(タブ)」を使用したい時には「\t」で、tの手前にバックスラッシュを配置することにより、文字列にタブを含ませることができます。
※ test01.py
print('test\ttest')
※実行結果
$ python3 test01.py test test
バックスラッシュの特殊文字を含めたい時に利用
バックスラッシュ自体の特殊文字を表示したい際は、バックスラッシュの効力を消すために手前にバックスラッシュ「\」を配置することで表示させることができます。
※ test01.py
print('\\')
※ 実行結果
$ python3 test01.py \
バックスラッシュは、文字列において、効果を打ち消す効果や、タブなど特別な表示をさせたい時に使用すると便利なので活用しましょう。
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