Linux系マシンでviやvimでファイルを編集し、保存する際、以下のようなエラーが発生し、拒否されます。
E45: 'readonly' option is set (add ! to override)
エラーの解消方法は簡単なのですが、すぐに忘れてしまうのでメモしておきます。
目次
vi/vim編集における「E45: ‘readonly’ option is set (add ! to override)」の解消方法
「:wq」を実行し、このエラーが発生する原因は、書き込み権限のないユーザーで実施した場合に発生するようです。
root権限でもエラーが発生しますが、「!」のオプションで強制上書きする「:wq!」で実施できます。
ただ、毎回root権限に変更して実施するのが面倒なので以下のコマンドを実施します。
コマンド「:w !sudo tee %」を実施する
このエラーの解消方法として、以下の流れを実施します。
編集モードで「esc」キーで抜ける
下記コマンドを実行
:w !sudo tee %
その後、下記のようなメッセージが表示されます。
Press ENTER or type command to continue
何か実行するように書かれていますが、以下コマンドで強制的に編集画面から抜けます。
:q!
これで、編集されたデータが上書きされます。
その後の編集もroot権限であれば、通常の「:wq」でエラーが発生せず、保存できるようになります。
「E45: ‘readonly’ option is set (add ! to override)」のエラー解消方法は以上となります。
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