前回WindowsサーバーでDNSサーバーのインストールを実施しました。
今回は実際に動作確認をしたいので、正引きゾーンファイルを作成し、名前解決ができるまでの手順をまとめました。
Windowsサーバー「DNS」インストール手順は以下を参考してください。
Windowsサーバー「正引きゾーンファイル」設定と動作確認
DNSサーバーをインストールしたら、名前解決をするために「正引きゾーン」ファイルを作成します。
「スタート」メニューから「管理ツール」を起動し、「DNS」を開きます。
「DNSマネージャー」が起動するので、左メニューからホスト名を右クリックし、「新しいゾーン」をクリックします。
「新しいゾーン ウィザードの開始」のポップアップが表示されるので「次へ」をクリックします。
「ゾーンの種類」で「プライマリゾーン」を選択し、「次へ」をクリックします。
「前方または逆引き参照ゾーン」で「前方参照ゾーン」を選択し、「次へ」をクリックします。
「ゾーン名」を入力します。ここでは前回、DNSインストール前に設定した。DNSサーバーサフィックス設定に設定した「vsphere.local」を設定し、「次へ」をクリックします。
「ゾーンファイル」ではそのまま「次へ」をクリックします。
「自動更新」でもデフォルトの「自動更新を許可しない」を選択したまま「次へ」をクリックします。
「新しいゾーンウィザードの完了」画面で「完了」をクリックします。
新しく「dns」(※このサーバーのホスト名)というファイルが作成されたことを確認できます。
「動作確認」正引きゾーンファイルで名前解決
最後に、実際に正引きゾーンの設定が反映されているか「nslookup」コマンドを実行します。
上記の通り、「dns.vsphere.local」を名前解決ができ、IPアドレスを確認できます。
以上がDNSサーバーの正引きゾーン設定と動作確認となります。
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