サーバを立てるときに重要になるのが、時刻同期です。
例えば、身近な例で言うと障害や、何かしらの不具合がサーバーに生じた際、まず見るのはログメッセージ。
ここで、原因の追究とかしていくんですが、時刻があっていないと、一体、何時のメッセージが表示されているのか、まったくわからない。。。
ということで、定期的にNTPサーバーへ時刻同期させて、日本標準時刻に合わせる設定手順です。
ntpdateをインストール
NTPサーバに時刻同期させる為には、クライアントサーバーから問い合わせをしなければいけません。
そのために使われるコマンドが「ntpupdate」です。
ってことでコマンド叩きます。
# /usr/sbin/ntpdate bash: /usr/sbin/ntpdate: そのようなファイルやディレクトリはありません
はい。死亡。
CentOSを標準インストールしておけば、大丈夫だと思いますが、じぶんはminimumで最低限度のインストールしかしていないので
「ntpdate」コマンドはありやせん。
それでは、yumリストで確認です。
# yum list | grep ntpdate ntpdate.x86_64 4.2.6p5-1.el6.centos base
あるよねぇ。インストールします。
# yum -y install ntpdate Installed: ntpdate.x86_64 0:4.2.6p5-1.el6.centos Complete!
NTPサーバーの同期先は「電磁波計測研究所 時空標準研究室」ってなんか国がやってるとこみたいなのでとりあえず、ここのNTPサーバーと同期します。
# /usr/sbin/ntpdate ntp.nict.jp 7 Jul 10:02:54 ntpdate[16699]: step time server 133.243.238.243 offset 125663.614574 sec # date 2014年 7月 7日 月曜日 10:03:02 JST
crontabを使って定期的に時刻同期させる
せっかく時刻同期したのに、そのうち時間がずれてしまったら困るので、定期的に「ntpupdate」を叩くようにするためcrontabコマンドを使用します。
crontab -e */5 * * * * /usr/sbin/ntpdate ntp.nict.jp
以上です。お疲れ様でした。
以上です。
サーバーを構築するならVPSがおすすめです。
エンジニアのオンライン学習
ITエンジニアにおすすめの教材、オンラインスクールです。
無料からエンジニアの学習ができる教材などまとめているので参考にしてください。
おすすめオンライン教材 | |
自宅で学習ができるオンラインスクール | |
ITエンジニアの開発・検証・学習としてインターネット上で専用のサーバ(VPS)を利用しましょう!
実務経験はVPSで学べます。