Dockerコンテナを構築する際にコンテナイメージ(image)をダウンロードします。
このイメージですが、不要になれば削除することが可能ですが、たまにコンテナも削除しているのにイメージが削除できない時があります。
このような時にイメージを強制削除するのが「force」オプションとなります。
「Docker」イメージを強制削除する「-f」オプション
以下のようにdockerイメージがあり、不要なイメージを削除使用とします。
今回の例では「crazymax/ftpgrab 」と「ghcr.io/crazy-max/ftpgrab 」というイメージで共通のIDが「6b355a41dca4」となります。
$ docker images REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED SIZE crazymax/ftpgrab latest 6b355a41dca4 3 weeks ago 20.7MB ghcr.io/crazy-max/ftpgrab latest 6b355a41dca4 3 weeks ago 20.7MB
イメージIDを指定して以下コマンドでイメージを削除しようとしてもエラーとなりイメージが削除できません。
$ docker rmi 6b355a41dca4 Error response from daemon: conflict: unable to delete 6b355a41dca4 (must be forced) - image is referenced in multiple repositories
削除対象のイメージは複数のリポジトリで参照されるようなので「強制削除」する必要があるとメッセージが帰ってきます。
以下のようにイメージは残ったまま
$ docker images REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED SIZE crazymax/ftpgrab latest 6b355a41dca4 3 weeks ago 20.7MB ghcr.io/crazy-max/ftpgrab latest 6b355a41dca4 3 weeks ago 20.7MB
「-f」オプションをつけて強制削除
それでは以下コマンドで実際に強制削除オプション「-f」をつけてイメージを削除します。
$ docker rmi 6b355a41dca4 -f Untagged: crazymax/ftpgrab:latest Untagged: crazymax/ftpgrab@sha256:41fb8e50d287b189804c917275c521e2e5dd9ac203bf3db6b73555c4d0b7e942 Deleted: sha256:6b355a41dca42b17f79f9f06000045b34df4a8894f0cf26dca7f73853d69e8a8 Deleted: sha256:00c8397f4d0410a16861d6729685fafc924ab1042c67a224a603233e27d6de30 Deleted: sha256:40a26afc005c00fc4052dbf047d0153435e7c19538ccbf0310e642c50d58a292 Deleted: sha256:cb381a32b2296e4eb5af3f84092a2e6685e88adbc54ee0768a1a1010ce6376c7
イメージは削除されたことが確認できます。
$ docker images REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED SIZE
Dockerイメージの強制削除は以上となります。
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