VPSを利用するにあたり、設定ミスによるデータ破損やサーバーの故障を防ぐためにバックアップを取得したいと言う利用者は多いはずです。
せっかく構築したツールやアプリがデータが損失してしまったことで正常な動作ができなくなると元も子もありません。
VPSサービスでは各社において「バックアップ」機能を利用できるようにしており、大事なデータを保存することが可能となっています。
今回は「カゴヤクラウド VPS」におけるバッックアップ機能についてまとめました。
「カゴヤクラウド VPS」バックアップ機能まとめ
「カゴヤクラウド VPS」においてバックアップ機能は標準でサポートされています。
バックアップは「スナップショット」という項目で利用することができます。
ただし、このスナップショットはVPSを停止しないと実行できません。
さらにバックアップについては日割り計算で料金がかかるので注意しましょう。
詳細は以下でまとめます。
「スナップショット」のバックアップ機能詳細
「カゴヤクラウド VPS」では、VPSの標準機能として「バックアップ」を提供しています。
このバックアップ機能は「スナップショット」と言い、サーバーのその時点のイメージデータを作成し、保存します。
スナップショット取得後は、いつでもその時点の状態に戻すことが可能となります。
スナップショットは、コントロールパネルからバックアップ対象のサーバーを選択し、実行するだけとなります。
ただし、スナップショットで実施するバックアップは、サーバー内のディスクにイメージを保存する形となるため、VPS自体が故障してしまうと、スナップショットからの復元はできなくなる可能性はあります。
一応、ディスクにはRAID構成は実施されているようですが、完全なバックアップを実施するのであれあば、別途NASやクラウドストレージ、ローカルストレージなどに重要なデータは保存するようにしましょう。
スナップショットの料金
「カゴヤクラウド VPS」の料金は、「4.4円/日(10GBごと)」となっています。
この料金は最大保存容量の10GB単位で切り上げ測定とし、10GB単位で課金されます。
1日4.4円なので1ヶ月(30日)で「132円」で利用できます。
ただし、スナップショットの容量が10GBを超えると、10GB単位での切り上げとなるので20GBでの料金(1ヶ月(30日)で「264円」)となり、料金は増えていきます。
スナップショットの取得数
「カゴヤクラウド VPS」のスナップショットの取得数は最大「7個」まで取得が可能となっています。
スナップショットのスケジューリング機能で1日に1回、7世代まで自動的にスナップショットが作成されます。
7世代自動でのスナップショットとなるため、一番古いファイルはスケジューリングで取得したスナップショットの取得時点で削除されます。
「カゴヤクラウド VPS」の耐障害性(RAID構成)
「カゴヤクラウド VPS」では耐障害性として、HDD障害にも対応できるようにRAID構成のサーバーを使用しています。
こちらは、あくまでHDDの耐障害性と言うことであり、各利用者のデータを保証するものではありません。
サーバー上のデータに関しては、スナップショット、完全なバックアップを取得するのであれば、自己責任で手動バックアップを取得するようにしましょう。
まとめ
「カゴヤクラウド VPS」は標準でスナップショット(バックアップ)を取得することができます。
取得数は最大「7個」までとなり、スナップショット実施時には、サーバーのシャットダウンが必要となります。
Webサイトなどを公開するために利用する際は、スナップショットの機能を十分考慮した上で利用しましょう。
学習や検証、開発環境目的で利用する方は、大事なデータを残すために、安い価格でバックアップを取得することができるので安心できます。
また、料金は「4.4円/日(10GB)」となっており、月計算でも「132円」でバックアップを取得することができます。
大事なデータを損失したく無い方はぜひ「スナップショット」機能を利用しましょう。
「カゴヤクラウド VPS」の詳細をもっと知りたい方は以下のページを参考にしてください。
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