仮想環境を構築するために「Docker」を使用しています。
構築していると不要なコンテナを削除したりすることがありますが、私の場合、DockerのGUIからコンテナを削除した際、以下のようなイメージで <none> という文字列が残ってしまい、なかなかこのイメージを削除することができませんでした。
~ $ docker images REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED SIZE django latest 9108c69607a8 6 minutes ago 972MB <none> <none> 69c3b3fd5236 13 days ago 972MB python 2.7 09a181e16b7e 2 weeks ago 896MB python 3 efdecc2e377a 2 weeks ago 933MB
今回はこのDockerイメージである<none>の削除方法についてまとめました。
Dockerのimagesに表示される<none>を消す手順
結果的にいうとこの<none>の削除のやり方は簡単にできました。
イメージの削除は以下のコマンドである「docker rmi IMAGE」で削除しますが、エラーが発生し、うまくエラーの削除ができません。
~ $ docker rmi 69c3b3fd5236 Error response from daemon: conflict: unable to delete 69c3b3fd5236 (must be forced) - image is being used by stopped container 8e035557839a ~ $
ここで確認してもらいたいことが、2行目にあるエラーの内容ですが、以下のようになっています。
「停止したコンテナ8e035557839aがイメージを使用しています」
イメージを使用している「コンテナ」の削除
上記で、コンテナ(8e035557839a)がイメージを使用していることでうまく、DockerImageを削除することができませんでした。
なので以下のコマンドで、イメージを掴んでいるコンテナを削除します。
~ $ docker rm 8e035557839a 8e035557839a ~ $
コンテナ削除後にイメージを削除
これで、イメージを掴んでいるコンテナを削除したので以下で、イメージを削除します。
再度、削除するイメージのIDを確認
~ $ ~ $ docker images REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED SIZE django latest 9108c69607a8 7 minutes ago 972MB <none> <none> 69c3b3fd5236 13 days ago 972MB python 2.7 09a181e16b7e 2 weeks ago 896MB python 3 efdecc2e377a 2 weeks ago 933MB
イメージ削除
~ $ docker rmi 69c3b3fd5236 Deleted: sha256:69c3b3fd5236af44fb151c8119595e550d8b7c8cfc1d0f239c9e8e2c0589b004 Deleted: sha256:22e642fc73f3efc96f97478904a8c952f6348c42a4548faa5ce3e27ce4c2c7a1 ~ $
以下で<none>イメージが削除されたことを確認できました。
~ $ docker images REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED SIZE django latest 9108c69607a8 8 minutes ago 972MB python 2.7 09a181e16b7e 2 weeks ago 896MB python 3 efdecc2e377a 2 weeks ago 933MB ~ $
DockerImageの<none>の削除手順は以上となります。
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