VMware社のvCenterを構築するにあたり、NSXを実装することが最近は多くなっています。
NSXを構築し、さらにESGを構築するにあたり、構築後、トラブルの切り分けにESGのポートのトラフィック状況を確認したいということがあります。
そのような時は、ESGが乗っているホスト、ESXiでポートのキャプチャコマンドを実行することで確認することができます。
【VMware】ESGのポートキャプチャを実行するコマンドと設定手順
上記でも書きましたが、ESGの対象ポートでキャプチャをしたいときは、ESGが乗っているESXiでコマンドを実行します。
まずは、対象のホスト(ESXi)へログインし、以下のコマンドを実行します。
ESGポートID確認コマンド
キャプチャを実行するには対象となるESGのポートIDを確認しないといけません。
# # net-stats -l #
ESGポートパケットキャプチャコマンド
上記でESGポートIDが確認できたら以下のコマンドを実行し、パケットキャプチャを取得します。
今回はキャプチャのログを「tmp」配下に保存するコマンドとなります。
# # pktcap-uw --switchport "portID" -o /tmp/ESG_eth0.pcap #
複数パケットキャプチャを実施するコマンド
また、複数のポートのパケットキャプチャを取得したい場合は「&」をつけて取得できます。
# # pktcap-uw --switchport "portID" -o /tmp/ESG_eth0.pcap & pktcap-uw --switchport "portID" -o /tmp/ESG_eth1.pcap & #
ESGパケットキャプチャの停止コマンド
pktcap-uw トレースは kill コマンドで停止することができます。
# # kill $(lsof |grep pktcap-uw |awk '{print $1}'| sort -u) #
最後に次のコマンドを実行して、すべての pktcap-uw トレースが停止したことを確認します。
# # lsof |grep pktcap-uw |awk '{print $1}'| sort -u #
以上でESGのパケットキャプチャの実施コマンドとなります。
仮想化が広まって、今後もESGを利用することがあるので、今回のパケットキャプチャは血行便利なコマンドになりますよ。
それでは!
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