Pythonの標準ライブラリの「datetime」モジュールでは、日付を扱うプログラムを作成できます。
このモジュールを使用することにより、日付や時刻などのデータ型を利用することができ、現在の日時の取得や日付の計算が行えるようになります。
「datetime」モジュールの使い方
datetimeモジュールは日付や時刻を扱うモジュールとなります。
このdatetimeモジュールでは、今日の日付を取得するために、today()メソッドを使用します。
以下では、モジュールの代表的なデータ型を表にまとめています。
【Python】datetimeモジュールの代表的なデータ型 | ||
---|---|---|
名前 | 内容 | |
date | 日付を扱う | |
time | 時刻を扱う | |
datetime | 日付と時刻を扱う |
それぞれのdatetimeモジュールの使い方を紹介します。
時刻を取得する
現在時刻を表す「time」では、日付および時刻を表す文字列を返します。
※ datetime_test.py
import time time = time.ctime() print(time)
※ 実行結果
$ python3 datetime_test.py Sat Jan 4 19:14:47 2020
日付を取得する
日付を取得する方法は、datetimeモジュールの「date」をimportします。
「.today()メソッド」で今日の日付を取得することにより、以下のプログラムで日付の出力結果を表示することができます。
※ datetime_test.py
from datetime import date today = date.today() print(today)
※ 実行結果
$ python3 datetime_test.py 2020-01-04
日時を取得する
現在日時を取得するには、datetime.datetimeの「now()メソッド」を使用します。
today()メソッドでは年月日だけでしたが、追加で、時間、分、秒とマイクロ秒まで取得することができます。
※ datetime_test.py
from datetime import datetime now = datetime.now() print(now)
※ 実行結果
$ python3 datetime_test.py 2020-01-04 23:25:42.587356
曜日を取得する
weekday()メソッドを実行すると曜日の値が取得できます。
曜日は以下のように数値で表されます。
- 月:0
- 火:1
- 水:2
- 木:3
- 金:4
- 土:5
- 日:6
※ datetime_test.py
from datetime import date day = date(2020, 1, 1) print(day.weekday()) week = '月火水木金土日' print(week[day.weekday()])
- 3行目で2020年1月1日の日付を作成します。
- 4行目で2(水曜日)の数値が返されます。
- 5行目で曜日の文字列を定義します。
- 6行目で「水」が表示されます。
※ 実行結果
$ python3 datetime_test.py 2 水
datetimeモジュールはファイルへの出力の際などに日付のログとしても利用されることがあるため、覚えておくと便利な機能です。
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