Pythonでもプログラムを追加していくとプログラム自体が長くなり、全体が見にくくなってしまったり、間違っている箇所や編集する箇所がわかりずらかったりします。
このような時は、「機能」のまとまりをグループ化する関数を作成すると便利です。
関数では、プログラムを機能ごとに分割して、全体の動作をわかりやすくすることができます。
関数の作り方(def)
関数を作成するには「定義(define)」の略語「def」を使用します。
この「def」の後に関数名を指定し、カッコ内に関数の引数を指名します。
関数を終了して呼び出しに戻る際に戻り値を「return文」で指定します。
関数の作成
def add (command): ① ② ③ ④
左から、以下のように設定することで関数を作成します。
- defキーワード
- 関数名
- 引数
- コロン
return文
return total
return文は左から、returnキーワード、戻り値となります。
「total」は戻り値となるのでここでは任意のキーワードが入ります。
関数の呼び出しプログラム
以下では実際に関数を呼び出すプログラムを作成しています。
ここでは2つの数値(a, b)を受け取って加算した結果を返す、add()関数を作成します。
add()関数を呼び出す側「total1」、「total2」で引数を入れることにより、結果が出力されます。
※ def_test.py
def add(a, b): total = a + b return total total1 = add(5, 10) print(total1) total2 = add(100, 200) print(total2)
※ 実行結果
$ python3 def_test.py 15 300 $
関数の定義は関すの呼び出し前にすること
上記のプログラムを見てわかるように、関数の定義は呼び出し前にあらかじめ作成をすることがルールです。
関数の定義前に、呼び出しのプログラムを書き実行するとエラーが発生します。
必ず、関数の定義(def)は呼び出し前に書くことを覚えておきましょう。
サーバーを構築するならVPSがおすすめです。
エンジニアのオンライン学習
ITエンジニアにおすすめの教材、オンラインスクールです。
無料からエンジニアの学習ができる教材などまとめているので参考にしてください。
おすすめオンライン教材 | |
自宅で学習ができるオンラインスクール | |
ITエンジニアの開発・検証・学習としてインターネット上で専用のサーバ(VPS)を利用しましょう!
実務経験はVPSで学べます。
コメントを残す