Linuxコマンドで使用するカーネルモジュールを実行時に使用するコマンドをまとめてみました。
OSはCentOS6.6で実施しています。
カーネル関連のコマンドはLPIC試験にも出ますし、システム構築時には結構必須なので覚えておいたほうがいいですね。
カーネルモジュールとは
カーネルモジュールとはカーネルで扱うべき様々な機能を独立した部品にしたようなものです。
ビルド時にカーネル本体に組み込むこともできますし、ファイルとして切り離しておいて必要なときにロードして使うこともできます。
/lib/modules/配下にカーネルのバージョンごとのディレクトリがあり、カーネルモジュールは(.ko)という拡張子で配置されています。
カーネルモジュール実行で使用するコマンド一覧
- lsmod
現在有効にされているすべてのモジュールを表示 - modinfo
モジュールを指定して、その情報を表示 - insmod
モジュールを動的ロード - rmmod
指定したロード済みモジュールをアンロード - modprobe
依存関係を考慮してロード・アンロード - depmod
依存関係ファイルmodules.depを更新
めんどくさいですが、覚えておくこと!
以上です。
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