Cisco Vlan設定(デュアルスタック)のコマンド

今回はCiscoでVlan(デュアルスタック)の設定をします。
インターフェースの設定同様、思ったほど難しくありません。

IPv6のアドレス体系を把握しておけば、後の設定はIPv4とほぼ変わりません。

Vlanデュアルスタック(IPv4/IPv6)って思ったほど難しくないです。

構成図
Cisco_Vlan

Vlanというよりは、ルータのサブインターフェースにアドレスを振ったというかんじだろうか。
今回はルータでのVlan設定をメモしています。

以下、コマンドでも見られるようにvlanデュアルスタックの設定はIPv6アドレスを追記するだけです。
※現在はインターフェースに”IPv6 enable”の設定が無くても大丈夫見たいです。

A)の設定例

ipv6 unicast-routing
interface GigabitEthernet0/1.10
encapsulation dot1Q 10
ip address 192.168.1.1 255.255.255.0
ipv6 address 2001:FFFF:FFFF:5::1/64
ipv6 enable

B)の設定例

ipv6 unicast-routing
interface GigabitEthernet0/0.10
encapsulation dot1Q 10
ip address 192.168.1.2 255.255.255.0
ipv6 address 2001:FFFF:FFFF:5::2/64
ipv6 enable

IPv4で設定していた内容とほとんど変わりはない

L3スイッチであれば対象インターフェースへswitchportコマンドを設定して

interface vlan

へアドレスを振る感じです。
ということでインターフェースへアドレスを割り振る設定はこの記事で確認してください。

初心者でも簡単設定!Cisco interface設定(デュアルスタック)

まとめ

デュアルスタック(IPv4、IPv6)と言っても、始めは抵抗感がありますが、実際やってみればたいした事はないです。
IPv6のアドレス体系さえ覚えれば、アドレスを一つ追加するだけって感じです。

上位プロトコル(OSPF、BGPなど)の設定でも、何度か設定してみればなれてくるはずです。
※ただし、showコマンドの出力結果(IPv6)がすんごい醜くって、なれるのに時間が掛かりますが。。。

それでは!




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げんき☆ひろき
インターネット関連のSEをやっています。 ネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想基盤まで幅広く手を出しており、MVNOの構築経験もあります。 現在は、Pythonを使ったプログラミングの開発をしネットワークの自動化ツールを作成しています! Pythonの入門書も作成しているので、ぜひ参考にしてください!