cisco(ios)のアクセスリスト設定コマンドと動作確認をメモります。
IPv4、IPv6を共存させるデュアルスタックの設定となるので設定を覚えましょう。
今回はTelnetで適用するコンフィグを作成したので参考にしてください。
一度、設定をするとすぐに覚えられますのでしっかり頭に入れてくださいね。
簡単なアクセスリストを作成してみる。
※ルータBはルータAのLo0以外からのtelnetアクセスを拒否するアクセスリストを設定
ルータBの設定例
ルータBのアクセスリストはルータAのループバックをsourceとしたアクセスのみ許可するように作成します。
アクセスリスト作成
ip access-list extended TELNET permit ip host 3.3.3.3 any deny ip any any
IPV6アクセスリスト作成
ipv6 access-list TELNETv6 permit ipv6 host 2002:c0a8:FFFF:FFFF::3 any deny ipv6 any any
line vty 0 4 exec-timeout 0 0 password hogehoge ipv6 access-class TELNETv6 in ←telnetへアクセスリストを付与 ip access-class TELNET in ←telnetへアクセスリストを付与 login
ルータB向けにtelnet実施
ルータA
ルータA#telnet 2002:c0a8:FFFF:FFFF::1 Trying 2002:c0a8:FFFF:FFFF::1 ... % Connection refused by remote host ←アクセスが拒否された
ルータB
※ルータBでアクセスが拒否されたことを確認
ルータB#show ipv6 access-list IPv6 access list telnet-permit permit ipv6 host 2002:c0a8:FFFF:FFFF::3 any sequence 10 deny ipv6 any any (1 match) sequence 20
ルータB向けにsourceをloopbackとしてtelnetを実施
ルータA
ルータA#telnet 2002:c0a8:FFFF:FFFF::1 source-interface loopback 0 Trying 2002:c0a8:FFFF:FFFF::1 ... Open ←アクセス許可
ルータB
※ルータBでアクセスが許可されたことを確認
ルータB#sh ipv6 access-list IPv6 access list telnet-permit permit ipv6 host 2002:c0a8:FFFF:FFFF::3 any (2 matches) sequence 10 deny ipv6 any any (1 match) sequence 20
ipv6もアクセスリストの挙動は同じ。
あとは検証機などで動作確認を実施してください。
検証機などない場合はGNS3のインストールマニュアル作成するので試してください。
まとめ
アクセスリストは初心者にとっては最初の難関とも言える所でしょうか。
実際じぶんがそうでした。。。
設定だけをしても、頭には入らないので動作確認もして行きながらアクセスリストの設定を覚えていきましょう。
それでは!
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