Cisco製品。その他Juniperや、F10などでも共通してことですが、機器同士でケーブルをつなげて、「no shutdown」コマンドを設定してもリンクアップしないことがあります。
この時のトラブルシューティングって、プロトコルや高いレイヤを疑ってみていませんか?
これが結構ハマっちゃいます。
なので、まずリンクが上がらない理由を調べる為にはどこをみれば良いのかってことを書いてみました。
物理を疑うこと
前述でも言いましたが、いきなり上位レイヤの方から疑っても、解決することがありますが、ほとんどの確率で、リンクが上がらない理由がわかりません。
結局、調べるレイヤが下がっていって「物理レイヤ」で問題があることが発覚し、
どーん
って感じで、「そこかよ!」ってじぶんに突っ込んじゃいます。
それでは、物理レイヤで何を疑えば良いのか。
それは以下に上げた例を確認してください。
- ポート(NIC)が壊れている
- ケーブルの欠損
- ケーブルの種類が違う(ストレートorクロス)
- 片側の機器がポートを閉じている(shutdown)
- アドレスが違う(セグメントが違う)
解決はほとんど80%が物理の可能性が高いです。
ほんと、対外は物理レイヤが原因でリンクが落ちることが大半です。
ですが、ネットワークエンジニアの経験が積まれることにより、『物理より上位レイヤを調べる癖』がついちゃいます。
これって、ネットワークエンジニアあるあるって奴でしょうか。
ついつい物理レイヤを疑わず、上位レイヤで解決したがるって癖がついちゃいます。
ここはそんなこと、一旦リセットして、初心の気持ちで物理レイヤから確認する癖をつけましょう。
確認する手順は以下のようになるでしょうか。
じぶんはこんな感じでしてますね。
- 対象インターフェースの設定確認
- ケーブル確認
- ポートを入れ替えて確認
始めの設定確認はとりあえずインターフェースの設定を確認することですね。
そこから、リンクが上がらない理由を考えていくんですが、迷わず、物理から確認しましょう。
物理が問題なければ、そこからレイヤーを上げていこう
物理をとことん調べても問題が無ければ、次はレイヤ2で、「arp」や「mac」の確認をすること、vlanを設定していればvlanの確認。
ってなかんじでレイヤを一つづつ上げて確認することが大事です。
そうすることで確実にレイヤごとの確認ができ、不要な箇所は省かれていきます。
だれでもそうですが、上位レイヤで仕事をしてもネットワーク技術はベースをしっかりと勉強しなければ何もできません。
ベースをしっかり頭に入れることで、トラブルシューティングにも強くなれるエンジニアになれるってことではないでしょうか。
それでは、お疲れさんです。
それでは!
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