juniperのOSPFの設定はCiscoと違って”set protocol”コマンドを使用します。
特に難しいというわけではありませんが、慣れてしまえば大したことはないです。
今回はCiscoOSでOSPFの設定をデュアルスタックにします。
IPv4、IPv6のアドレス体系さえ覚えれば設定は簡単ですよ。
構成図を見ながらOSPFの設定をしよう
構成図をよく確認しながら設定していきます。ネイバー先の宛先アドレスを間違わないように!
構成図
JunosOSPFの設定はCiscoのようなネットワークコマンドは使用しない、OSPFネイバーは隣接ルータに接続されているインターフェースを用いて設定。
OSPF設定コマンド
OSPFは隣接ルータと、どのようにネイバーを張るかが重要になります。
たとえば、今回の設定例ですが各ルータはOSPFを隣接インターフェースとそのルータのループバックでネイバーを張る設定をしています。
これは対抗のインターフェースがダウンしたとしても、ループバックと論理でネイバーを張ることによって、別経路から対抗のループバックのアドレスが見えていればネイバーはダウンすることはないです。
わかりますかね。ちょっと説明が下手かな。後で書き直します。
ルータAの設定例
set protocols ospf area 0 interface lo0 passive set protocols ospf area 0 interface ge-0/0/0 metric 5 set protocols ospf3 area 0 interface lo0 passive set protocols ospf3 area 0 interface ge-0/0/0 metric 5
ルータBの設定例
set protocols ospf area 0 interface lo0 passive set protocols ospf area 0 interface ge-0/0/0 metric 5 set protocols ospf area 0 interface ge-0/0/1 metric 5 set protocols ospf3 area 0 interface lo0 passive set protocols ospf3 area 0 interface ge-0/0/0 metric 5 set protocols ospf3 area 0 interface ge-0/0/1 metric 5
ルータCの設定例
set protocols ospf area 0 interface lo0 passive set protocols ospf area 0 interface ge-0/0/0 metric 5 set protocols ospf3 area 0 interface lo0 passive set protocols ospf3 area 0 interface ge-0/0/0 metric 5
ループバックアドレスはOSPFに載せる。
ネイバーはコスト5をつける設定。
showの出力結果は以下のとおり
引用:https://www.juniper.net/
IPv4の出力結果
user@ルータA> show ospf neighbor Address Interface State ID Pri Dead 3.3.3.3 ge-0/0/0.0 Full 1.1.1.1 128 35
IPv6の出力結果
user@ルータA> show ospf3 neighbor ID Interface State Pri Dead 3.3.3.3 ge-0/0/0.0 Full 128 36 Neighbor-address fe80::2a0:a5ff:fe3d:56
まとめ
JuniperのOSPFの設定は慣れてしまえばCiscoより簡単かもしれないです。
ただ、対象のインターフェースを指定するだけなので。
じぶんはJuniperのコマンドのほうがやりやすいですね。
それでは!
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