Windowsで時刻同期を実施する際、GUIの操作からではなく、コマンドで実行したい場合の手順をメモしました。
「Windows」コマンドで時刻同期を実施する手順
コマンドの実行ですが、Windowsの「コマンドプロンプト」・「PowerShell」で可能となります。
コマンドは主に以下を実行します。
時刻同期をコマンドで実行
PS C:\> w32tm /config /syncfromflags:manual /manualpeerlist:192.168.1.1 /update PS C:\> w32tm /resync /rediscover PS C:\> w32tm /query /status
以下ではコマンドを実施した結果をもとに説明します。
NTPサーバを指定
事前にステータスを確認します。
PS C:\> w32tm /query /status
対象のNTPサーバ(192.168.1.1)へ同期を実施します。
以下は参照先NTPサーバを指定するコマンドとなります。
PS C:\> w32tm /config /syncfromflags:manual /manualpeerlist:192.168.1.1 /update コマンドは正しく完了しました。
NTPサーバへ再同期を実施
時刻同期を手動で行います。
以下のコマンドから実行できます。
「rediscover」オプションを実行しすることで再同期をしてくれます。
同期はこちらのコマンドがおすすめ。
PS C:\> w32tm /resync /rediscover 再同期コマンドをローカル コンピューターに送信しています コマンドは正しく完了しました。
時刻同期後のステータス確認
上記で時刻同期が完了した後、以下のステータスコマンドで正常に時刻同期していることを確認します。
PS C:\> w32tm /query /status 閏インジケーター: 0 (警告なし) 階層: 4 (二次参照 - (S)NTP で同期) 精度: -23 (ティックごとに 119.209ns) ルート遅延: 0.0177452s ルート分散: 8.5160282s 参照 ID: 0x0A00816A (ソース IP: 192.168.1.1) 最終正常同期時刻: 2022/03/09 19:09:29 ソース: 192.168.1.1 ポーリング間隔: 10 (1024s) PS C:\>
以上でWindowsの時刻同期の手順メモとなります。
エンジニアのオンライン学習
ITエンジニアにおすすめの教材、オンラインスクールです。
無料からエンジニアの学習ができる教材などまとめているので参考にしてください。
おすすめオンライン教材 | |
自宅で学習ができるオンラインスクール | |
ITエンジニアの開発・検証・学習としてインターネット上で専用のサーバ(VPS)を利用しましょう!
実務経験はVPSで学べます。
コメントを残す