Windowsサーバーで共有ファイルサーバーを作成する手順をメモしておきます。
LinuxでのSMBサーバーは構築したことがあるのですが、Windowsサーバはわからないことが多いです。
ちなみにLinuxで共有ファイルサーバーを構築した際の手順は以下の記事からどうぞ。
Windowsサーバーで共有ファイル「SMB」を作成する手順_事前準備
それではWindowsサーバーでの「SMB」作成手順です。
まずは、以下の新規フォルダを事前に作成します。
D:logstest
SMB作成手順
- サーバーマネージャーを起動し「ファイルサービスと記憶域」をクリックします。
- 「共有」をクリックし、「タスク」-「新しい共有」を選択します。
- プロファイルの選択にて「SMB 共有 – 簡易」を選択して進めます。
- 共有の場所から共有を設定するボリューム、またはフォルダを選択します。
「カスタムパスを選択してください」にチェックを入れ、共有に設定したいフォルダのパスを入力します。
D:logstest
- 共有名にて共有名等、変更したい箇所は変更して次へ進みます。
ここではデフォルトのままで結構です。 - 他の設定にて必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。
ここではデフォルトのまま次へ進みます。 - アクセス許可の設定です。
「アクセス許可をカスタマイズする」をクリックすると「radiusのセキュリティ詳細設定」画面
が表示されるので、共有タブをクリックし、Everyoneをクリック⇒「編集」ボタンを押します。
「フルコントロール」のチェックボックスをチェックし「適用」→「OK」します。
もとの画面に戻ると「次へ」をクリックします。 - 内容を確認し、よければ「作成」をクリックします。
- 完了したら「閉じる」をクリックして終了します。
- 作成した共有は一覧にリストされます。以上で共有フォルダの設定は終了です。
SMBの動作確認
クライアントからフォルダを開き、以下にアクセスします。
\サーバのIPアドレスtest
WindowsサーバのID、passを聞かれるので記入し「OK」を押します。
SMBで設定したフォルダが確認できればOKです。
※アクセスができない場合はファイアウォールの無効化をしておきましょう。
ファイアウォール無効化
SMBがうまくいかない時はとりあえず、ファイアウォールを無効化し動作確認しておきましょう。
- サーバーマネージャー⇒ローカルサーバーを選択
- Windowsファイアウォールの設定をクリック
- Windowsファイアウォールの設定画面が表示されるので、「Windowsファイアウォールの有効化または無効化」をクリック
- すべての項目で「無効化」にチェックをし「OK」で完了です。
コマンドプロンプトからの設定
ちなみにファイアウォールは以下のコマンドでも無効化が可能です。
Get-NetFirewallProfile | Set-NetFirewallProfile -Enabled false
Linux系に比べるとGUI上で設定ができるので結構簡単に作成できちゃいます。
一度使えれば結構、役に立ちますよ。
それでは!
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