FreeBSDでのDNS(bind)インストール手順をメモります。
手順の流れとしては、インストール前にPorts Collection を最新にしておけば問題なくいけるはずです。
Ports Collection を最新にする
portsnap fetch portsnap update
portsの検索
DNSサーバーとしてbindを使用するが、whereisで検索してもヒットしない。
ワイルドカードを使用して検索を行なう。
find /usr/ports -type d -name bind\*
このように検索すると、次の結果が表示される。
/usr/ports/dns/bind-tools /usr/ports/dns/bind96 /usr/ports/dns/bind97 /usr/ports/dns/bind97-sdb /usr/ports/dns/bind98 /usr/ports/dns/bind99 /usr/ports/dns/bindgraph /usr/ports/net/bindtest
今回は、bind99をビルドする。
依存するパッケージの確認
依存するパッケージは、CUIでの設定で変わってくる。
その為、事前にCUIによる設定を行なう。
cd /usr/ports/dns/bind99 make config
そして、次のコマンドを使って依存するパッケージを表示する。
make all-depends-list | cut -d/ -f5
次の7つが依存するパッケージとして表示される。但し、CUIでの設定により依存するパッケージの増減がある。
libxml2 idnkit gmake pkg-config libiconv gettext libtool
依存するパッケージのインストール
特に最新のソースからビルドしてインストールする必要が無いならバイナリーのパッケージをインストールする。
pkg_add -r libxml2 idnkit gmake pkg-config libiconv gettextlibtool
パッケージのビルド
ビルドを行なう際に、様々なメッセージが流れていく。
この時に、大事なメッセージを見逃す場合がある為、teeコマンドで同時にログも取るようにする。
make | tee makelog.txt
makelog.txtを見て問題が無ければインストールを行なう。
make install | tee installlog.txt
最後にinstalllog.txtを見て問題が無ければインストール完了である。
まとめ
FreeBSDは一度インストールを間違ってしまうと、初心者ではどうしようもない状態になってしまうことが多々あります。
初心者なのにエラーの内容なんてわけがわかるわけない!
何度も確認し、一つ一つ確実にコマンドを実行していきましょう。
以上です。
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