Windows「ActiveDirectory」で複数のファイルサーバに対してフォルダリダイレクトをする設定を実施したのでメモをしておきます。
WindowsADで複数のファイルパスを使用したフォルダリダイレクト設定
WindowsADで対象のユーザをドメイン参加させ、そのユーザーに対して「デスクトップ」のプロファイルをフォルダリダイレクトさせる手順となります。
ファイルサーバーは2台ある想定で、それぞれのファイルサーバ配下のユーザフォルダにフォルダリダイレクトのフォルダを作成する構成となります。
- ファイルサーバA – ユーザーAフォルダ – ユーザーAフォルダリダイレクト用フォルダを作成
- ファイルサーバB – ユーザーBフォルダ – ユーザーBフォルダリダイレクト用フォルダを作成
WindowsAD「フォルダリダイレクト」設定手順
WindowsADで複数のファイルサーバ向けにフォルダリダイレクトを作成する手順となります。
- ファイルサーバAは「svm1」
- ファイルサーバBは「svm2」
それぞれに対象のユーザーを割り当てます。
- セキュリティグループをSVM×2作成
- 各セキュリティグループにユーザーを追加
- グループポリシーを作成し、上記グループをセキュリティフィルターへ追加
- GPO管理エディター>ユーザーの構成>Windowsの設定>フォルダリダイレクト
- フォルダリダイレクトするプロファイル選択>右クリック>ポリシー
- 設定>詳細設定ーユーザーグループ別に場所を指定する
- セキュリティグループメンバーシップ>追加
- セキュリティグループメンバーシップ>上記グループを追加
- 対象のフォルダの場所
・以下の場所にリダイレクトする
・ルートパス「\\SVM\%USERNAME%\fd\fd」※環境変数後のフォルダはユーザーネームにリネームされる
WindowsADの複数ファイルサーバ向けのフォルダリダイレクト設定は以上となります。
サーバーを構築するならVPSがおすすめです。
エンジニアのオンライン学習
ITエンジニアにおすすめの教材、オンラインスクールです。
無料からエンジニアの学習ができる教材などまとめているので参考にしてください。
おすすめオンライン教材 | |
自宅で学習ができるオンラインスクール | |
ITエンジニアの開発・検証・学習としてインターネット上で専用のサーバ(VPS)を利用しましょう!
実務経験はVPSで学べます。
コメントを残す