CentOS8でタイムゾーンを日本標準時(JST)に変更する設定をまとめました。
※このコマンドはCentOS7でも可能です。
「CentOS8」タイムゾーンの時刻を日本時間に設定する手順
CentOS8で時刻設定をするにはコマンドで簡単に変更することができます。
事前の確認として「date」コマンドで現在の時刻を確認します。
$ date 2020年 11月 19日 木曜日 04:14:22 EST
時刻が「EST」となっており、時刻が日本時間とあっていません。
以下コマンドでは「Time zone」がアメリカとなっています。
$ timedatectl status Local time: 木 2020-11-19 04:14:38 EST Universal time: 木 2020-11-19 09:14:38 UTC RTC time: 木 2020-11-19 09:14:38 Time zone: America/New_York (EST, -0500) System clock synchronized: yes NTP service: active RTC in local TZ: no
日本のタイムゾーンを確認するために以下コマンドを実行します。
$ timedatectl list-timezones Africa/Abidjan Africa/Accra Africa/Addis_Ababa Africa/Algiers Africa/Asmara Africa/Bamako Africa/Bangui Africa/Banjul ------中略------
長ったらしいので「grep」コマンドで抜粋
$ timedatectl list-timezones | grep Tokyo Asia/Tokyo
「timedatectl」コマンドでタイムゾーンを変更
CentOSのタイムゾーンを日本時刻に変更するには以下のコマンドを実行します。
$ timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
コマンド実行後「date」コマンドを確認すると日本時刻に変更されていることが確認できます。
$ date 2020年 11月 19日 木曜日 18:17:25 JST
$ timedatectl status Local time: 木 2020-11-19 18:17:49 JST Universal time: 木 2020-11-19 09:17:49 UTC RTC time: 木 2020-11-19 09:17:50 Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900) System clock synchronized: yes NTP service: active RTC in local TZ: no
タイムゾーン更新後は、ホスト自体の再起動も合わせて実行しておきましょう。
以上がCentOS8のタイムゾーン変更方法となります。
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