【Docker for Windows】インストールと構築・起動

仮想化といえば、最近では「コンテナ型」という言葉をよく耳にすると思います。

PCなどの開発環境で仮想化をするのであれば、「コンテナ型」はお勧めです。
「Docker」は現在コンテナ型の代表格ともいえるツールで、とにかく簡単に仮想OSを構築でき、軽量です。

今回は、WindowsPCでのDockerインストール手順を紹介します。

Dockerのインストールと起動

「Docker」は「コンテナ型」と呼ばれる仮想環境を提供しているオープンソースです。

最大の特徴はOSを複数のサーバーで共有で利用でき、軽量で高速に起動・停止ができます。
以下では、WindowsOSでのDockerのインストール手順となります。

【Windows】Dockerインストール手順 ※Hyper-Vの有効化

  1. まず、Dockerをインストールする前にWindowsの「Hyper-V」の有効化を実施します。
    Windowsマーク、もしくはWindowsキーを押し、「コントロールパネル」と入力します。

    ※ちなみに現在のバージョン(2020年3月時点)では、Dockerのインストール項目に以下の項目が追加されています。
     「Enable required Windows Features」
     この項目にチェックが入っていると、インストール時に必要なWindows機能を有効にする設定となっています。
     
     これで、わざわざ「Hyper-V」を有効化しなくてもいいかもしれないですね。

  2. コントロールパネルの「プログラム」を選択します。
  3. 「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックします。
  4. 「Hyper-V」にチェックします。
    ※有効化にした後は、WindowsOSの再起動が必要となります。
  5. 再起動後、Dockerをインストールをします。
    まずは以下のURLから「Docker for Windows」をダウンロードします。
  6. https://docs.docker.com/docker-for-windows/install/
  7. 安定版の「Get Docker for Windows(Stable)」をクリックし、インストーラーをダウンロードします。
  8. exeファイルがダウンロードされますので起動します。
  9. 「Enable required Windows Features」と「Add shortcut to desktop」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
  10. 以下でインストーラーが走り出します。
  11. Dockerが正常にインストールされたら以下の画面となります。
    「Close and restart」をクリックし、再起動します。
  12. 再起動後、Docker desktopが立ち上がります。
  13. DockerIDを入力しログインします。

  14. ※DockerIDがない場合は新規で登録します。以下を参考にしてください。
     

  15. コマンドプロンプト、もしくはPowerShellを立ち上げ、Dockerコマンドが使用できることを確認します。

Dockerコンテナ起動まで

Dockerのインストール(Windows)は以上となります。

Dockerのコンテナ起動はこちらを参考にしてください。

Webアプリケーションを構築したい方はこちらを参考にして下さい。

Webサーバーの立ち上げまでできます。




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げんき☆ひろき
インターネット関連のSEをやっています。 ネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想基盤まで幅広く手を出しており、MVNOの構築経験もあります。 現在は、Pythonを使ったプログラミングの開発をしネットワークの自動化ツールを作成しています! Pythonの入門書も作成しているので、ぜひ参考にしてください!