今回はJuniperスタティックルートの設定コマンドを紹介します。
ぱっと見は簡単ですが、結構、IPv6コマンドは忘れがちなのでメモっておきます。
IPv6はアドレス体系さえ、覚えておけば設定はほとんどIPv4と同じなので、しっかりIPv6を頭に入れて設定するようにしましょう。
Junos(inet6.0)コマンドを忘れがち。help、Tabキーでは確認できない。
構成図
junos IPv6スタティック設定は”rib inet6.0”コマンドを入れて設定。
これもコマンド体系としてはさほど大きな変化はない。
しかし、”inet6.0”はtabキー、helpを押してもコマンドは出てこないので、注意。直接コマンドをたたくこと。
ここって結構重要なので覚えておくこと!
set routing-options static route 2.2.2.2/32 next-hop 192.168.2.2 set routing-options static route 3.3.3.3/32 next-hop 192.168.1.2 set routing-options rib inet6.0 static route 2002:c0a8:FFFF:FFFF::2/128 next-hop 2002:c0a8:FF00:2::2 set routing-options rib inet6.0 static route 2002:c0a8:FFFF:FFFF::3/128 next-hop 2002:c0a8:FF00:1::2
デュアルスタックでデフォルトルート
junosもついでにデフォルトルートの設定は以下となる
set routing-options static route 0.0.0.0/0 {ネクストホップアドレスor送信インターフェース}
set routing-options rib inet6.0 static route ::/0 {ネクストホップアドレスor送信インターフェース}
まとめ
Juniperのスタティック設定コマンドでIPv4とIPv6の大きな違いは“rib inet6.0”コマンドを使用するところでしょうか。
ここさえ押さえておけばIPv6のスタティック設定も、大して難しくないでしょう。
また、Ciscoとは違ってコマンドを設定する際は、”set”コマンドを使用すること。
コマンド設定後もすぐには、反映されることは無いので、反映前の“show | compare”と“commit check”をお忘れなく。
最後に、スタティックの設定をしても、必ず、“show route”でスタティックルートがルーティングテーブルに反映されていることも忘れないことです!
以上!
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