10月よりキャリアに参入することが決まっている楽天モバイルですが、なんとここにきて、10月のキャリア開始の見送りを発表しました。
楽天モバイルは、最低利用期間、解約金など、これまでキャリアで実施していた負のルールを全て廃止する方針を発表しています。
今回の10月にキャリア参入が見送りになったのも楽天モバイルに考えがあってのことだと思いますが、どうなのでしょうか。
今回は、その詳細について簡単にまとめました。
楽天モバイルの10月のキャリア参入が見送り!その理由とは!?
楽天モバイルでは10月に開始予定していた完全仮想かネットワークを活用したMNO事業のインフラ整備の進捗状況を説明しました。
さらに、楽天モバイルでは、通話とデータ通信を無制限で利用可能な、「無料サポータープログラム」の受付を発表しました。
東京23区、大阪市、名古屋市、神戸市在住の満18歳以上の5000人が対象とした品質テストやアンケートに回答することが条件とされています。
また、法人向けのプランについては現在未定・検討中としています。
楽天モバイルでは低価格と高速通信を目指す!
楽天の三木谷社長は今回の10月のキャリア見送りに伴い、今後の楽天モバイルを「世界中のキャリアが夢見た通信のアポロ計画」と表現し、楽天モバイルのサービスをこれまでにない低価格と高速通信を目指すとしています。
また、今回楽天モバイルが構築している完全仮想かネットワークは2020年6月開始の5Gサービスを視野に入れた構成となっており、大容量・て一円の特性を最大化するために全国4000箇所にMEC(モバイルエッジコンピューティング)サーバを設置する計画も進めています。
このMECサーバを設置することにより、これまでクラウド上に設置していたソフトウェアやアプリケーションなどを吸収することで高品質なサービスを担保できるとしています。
さらに、ゲーミングやAR/VR分野での活用を検討しているほか、MECサーバーをサードパーティへ解放し、サービスプラットフォームとして展開する構想を考えているようです。
10月のキャリア参入は見送りだが、条件付きで5000人限定で実施
楽天モバイルでは、今年度中に全国に3432の基地局を建設する計画を総務省に提出していましたが、建設ペースに遅れが発生しているとして、総務省から再三の行政指導を受けていました。
これについて楽天モバイルでは、現在構築しているネットワークは革命的なものであり、技術的なハードルが高く、当初の基地局の建設時に多少の課題はあったが、現在は解決し、建設ペースも回復していると主張しています。
また、10月からのサービスインは条件付きとなり、5000人限定で制限をかけるこちに対し、安定して利用できるという自負はあるが、革新的なネットワークであるため万全を気していきたいとしています。
そして安定的に稼働できることを確認した際に、ネットでの予約開始を実施したいとしています。
まとめ
楽天モバイルでは10月のキャリア参入は実質の見送りとなりますが、5000人限定で実施する方針となっています。
2020年に開始する5Gは活用できる端末が多様化し、サービスも急激に拡大すると見られています。
5Gビジネスにおいて、楽天モバイルでは、まずは4G通信でのユーザーの信頼の獲得と品質を確保すること、そして5Gにおける技術面や構築においても、これからとなります。
完全仮想化5Gまでの道のりは大変かもしれませんが、これまでのキャリアの負のサービスを無くし、革新的なサービスの提供を目指している楽天モバイルには期待はかなり大きなものとしています。
ぜひ、頑張っていただきたいですね!
エンジニアのオンライン学習
ITエンジニアにおすすめの教材、オンラインスクールです。
無料からエンジニアの学習ができる教材などまとめているので参考にしてください。
おすすめオンライン教材 | |
自宅で学習ができるオンラインスクール | |
ITエンジニアの開発・検証・学習としてインターネット上で専用のサーバ(VPS)を利用しましょう!
実務経験はVPSで学べます。
コメントを残す