Juniper機器のコマンド集、正規表現を使用した便利なコマンドを紹介します。
コマンド体系に“run”コマンドがあり、コンフィグレーションモードで使用できます。
例えば”show version”をコンフィグレーションモードでたたく場合、コマンドがはじかれてしまうので、頭に”run”コマンドを付けることによって、使用することが可能です。
JunosOSコマンドはCisco(IOS)似ています
Ciscoの次はJuniperかって感じですが、コマンド体系は似ています。
コマンド叩けば、慣れてくるはずです。
自分の見解ですがJuniperの大きな特徴は、Ciscoと違い”show”コマンドの詳細な部分まで出力できるところです。
例えば”show configration”でも、OSPFやBGPだけの設定コンフィグを見たいときは、そこだけを出力してくれるなど便利機能がいっぱいです。
※今はCiscoでもできるようになりましたが。。。
今回もBGPコマンドが中心になりましたが、これも後日、追記していきます。
Juniperコマンド
- バージョン確認をする
show version
- 設定の確認をする
show configuration
- ルート情報の確認をする
show route
- CPU使用率の確認をする
show system processes brief show chassis routing-engine
- BGPベストパスの確認をする
run show route protocol bgp
- BGP Statesの確認をする
run show bgp neighbor X.X.X.X
- 対象機器からBGPルートを受信できていること確認する
run show bgp summary
- AS Pathの正規表現を指定して、それに合致したBGP経路を表示する
run show route aspath-regexp
- 対向機器に対してBGPルートを広報していることを確認する
対向機器に対してBGPルートを広報していないことを確認するrun show route advertising-protocol bgp X.X.X.X
- 対向機器からBGPルートを受信できていることを確認する
対向機器からBGPルートを受信できていないことを確認するrun show route receive-protocol bgp X.X.X.X run show route source-gateway X.X.X.X extensive
- 作業後のログを採取する
run show log messages request support information
まとめ
Juniperの上位プロトコルでは結構役に立つというか、自分が役にたったなぁってコマンドをまとめています。
それぞれの出力結果を確認しながら、コマンドを使い分けれるようにしましょう。
それでは!
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