前回、for文についてまとめましたが、for文では他にも良く利用する便利な関数があります。
以下では利用頻度が比較的高いfor文についてまとめます。
前回のfor文の動作と書き方についてはこちらを参考
【Python】for文で使える便利な関数まとめ
for文との組み合わせでよく使われる関数としては、「range()関数」、「enumerate()関数」があります。
以下ではそれぞれの関数についてまとめます。
range()関数
range()関数は、指定した範囲の「連続する数値」を返します。
引数が1つの場合は、0から指定した数値の1つ手前までを返し、2つの場合は開始から終了の1つ手前までを返します。
以下はrange()関数の書き方となります。
0から指定した数値の一つ手前までを返すプログラム
for number in range(10): print(number)
実行結果
C:>python test_for.py 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
「1」の開始から「100」の一つ手前までを返すプログラム
for number in range(1, 100): print(number)
実行結果
C:>python test_for.py 0 1 2 ------中略------ 97 98 99
enumerate()関数
enumerate()関数は、リストやタプルなどのインデックス(順番)と要素を同時に取得します。
たとえば、リスト内の要素に連番を振ったり、ある特定の番号の時にだけ、特別な処理をしたいときなどに便利です。
以下のプログラムでは、enumerate()関数を使うことにより、「number」変数にインデックス数値がだいにゅうされ、「color」変数にはリストの各要素が代入されます。
また、インデックス数値は「0」から始まります。
for number, color in enumerate(['Red', 'Blue', 'Green']): print('No.{} is {}'.format(number, color))
実行結果
C:>python test_for.py No.0 is Red No.1 is Blue No.2 is Green
for文にはいろんなところで利用できる関数があるので、適用すると便利ですよ。
サーバーを構築するならVPSがおすすめです。
エンジニアのオンライン学習
ITエンジニアにおすすめの教材、オンラインスクールです。
無料からエンジニアの学習ができる教材などまとめているので参考にしてください。
おすすめオンライン教材 | |
自宅で学習ができるオンラインスクール | |
ITエンジニアの開発・検証・学習としてインターネット上で専用のサーバ(VPS)を利用しましょう!
実務経験はVPSで学べます。
コメントを残す