CentOS8で日本語化にする際、yumコマンドやdnfコマンドにおいて以下のようなエラーが発生する場合があります。
$ yum update Failed to set locale, defaulting to C.UTF-8
今回はこの「Failed to set locale, defaulting to C.UTF-8」のエラーを発生させない方法をまとめます。
「CentOS8」(Failed to set locale, defaulting to C.UTF-8)エラーの対応方法
「Failed to set locale, defaulting to C.UTF-8」エラーの対応方法ですが、私が対応した方法として2パターンあります。
以下ではそれぞれの対応方法をまとめていますので参考にしてください。
日本語パックをインストール
一つはCentOS8で日本語パックをインストールすることです。
今回のエラーが発生した原因は、デフォルトでは日本語パックはないため、以下のようなコマンドで日本語化をするとエラーが発生するようです。
$ localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8
なので、以下のコマンドで日本語パックをインストールします。
$ dnf -y install langpacks-ja Failed to set locale, defaulting to C.UTF-8 CentOS-8 - AppStream 6.2 kB/s | 4.3 kB 00:00 CentOS-8 - Base 16 kB/s | 3.9 kB 00:00 ------中略------ $
日本語を有効化します。
$ source /etc/locale.conf $ echo $LANG ja_JP.UTF-8
上記でも日本語化できていない場合はいったんシステムの再起動をすると反映されます。
再起動無しだと反映まで少し時間がかかるようです。
一時的な対策
上記の方法でうまくいきましたが、いろいろと試行錯誤していると、一時的ですが以下のような一時的な対策もできます。
$ export LC_ALL=C
上記コマンド実行後、エラーがなくなったエラーが発生しなくなったことを確認できます。
$ yum update CentOS-8 - AppStream 9.7 kB/s | 4.3 kB 00:00 CentOS-8 - Base 9.7 kB/s | 3.9 kB 00:00
ただし、こちらは一時的な対策となるため、前者の日本語パックをインストールして日本語化することをお勧めします。
以上が「Failed to set locale, defaulting to C.UTF-8」の対応方法となります。
サーバーを構築するならVPSがおすすめです。
エンジニアのオンライン学習
ITエンジニアにおすすめの教材、オンラインスクールです。
無料からエンジニアの学習ができる教材などまとめているので参考にしてください。
おすすめオンライン教材 | |
自宅で学習ができるオンラインスクール | |
ITエンジニアの開発・検証・学習としてインターネット上で専用のサーバ(VPS)を利用しましょう!
実務経験はVPSで学べます。
コメントを残す