クライアントがsshサーバを通してファイルを転送したり、サーバ間でファイルと転送したりと通常の転送では、第3者(ハッカーなど)に盗聴されたり、ファイルを改ざんされる可能性があります。
なので、sshを利用したファイル転送「SCP」の特徴と使い方をメモしておきます。
SCPとは
SCPはsshの通信経路を利用し、ファイルを送り出す(コピーする)ファイル転送方法です。
また、sshを利用することにより、正しい、クライアントかサーバかを判断するので、盗聴、成りすましの防止となり、安全にファイル転送をすることが可能です。
scpコマンドでファイルを他サーバへコピーする
CentOSで最小構成(minimal)でインストールすると、scpは機能しません。
なので、事前に「openssh-clients」をインストールしておきましょう。
# yum install openssh-clients
また、プロキシサーバを踏んでいる場合は「yum.conf」、「wgetrc」で設定をしておきます。
設定内容は以下の記事を参考にしてください。
yum、wgetをプロキシ(proxy)経由で実行するぜぃ
また、SCPを使ったファイル転送コマンドは以下のようになります。
設定はクライアントサーバから転送先サーバへrpmファイルを転送するコマンド例となります。
# scp -pr splunk-6.0.3-204106-linux-2.6-x86_64.rpm testadmin@172.16.1.1:/home/testadmin/
うまくいけばパスワードを聞かれるので、ssh(ここではtestadmin)のパスワードを入力すればOKです。
安全な、ファイル転送はできるだけSCPで上げることがいいっすね。
以上です。
サーバーを構築するならVPSがおすすめです。
エンジニアのオンライン学習
ITエンジニアにおすすめの教材、オンラインスクールです。
無料からエンジニアの学習ができる教材などまとめているので参考にしてください。
おすすめオンライン教材 | |
自宅で学習ができるオンラインスクール | |
ITエンジニアの開発・検証・学習としてインターネット上で専用のサーバ(VPS)を利用しましょう!
実務経験はVPSで学べます。
コメントを残す