前回、CentOS8でDockerのインストールを実施しました。
今回、dockerのアップグレード手順を作成したのでまとめます。
※CentoOS8のバージョンは以下となります。(2020年12月時点での最新版)
$ cat /etc/redhat-release CentOS Linux release 8.2.2004 (Core)
前回、Docker-CEのインストールは以下を参照
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目次
「Dcoker-CE」アップグレード手順(CentOS8)
CentOS8におけるDocker-CEのアップグレード手順は以下のURLを参考に実施しています。
参考URL
https://docs.docker.jp/engine/installation/linux/docker-ce/centos.html#ce-install
dockerの最新バージョンの確認は以下URLを参照
https://openstandia.jp/oss_info/docker/version/
アップグレードは「yum update」を実施しますが、事前準備が必要なので以下手順を参考にしてください。
リポジトリのセットアップ
Dockerはリポジトリを使用したアップデートがおすすめです。
まずは、リポジトリのセットアップを実行します。
$ sudo yum install -y yum-utils device-mapper-persistent-data lvm2
安定板(stable)リポジトリのセットアップ
次に以下のコマンドで安定板のリポジトリをセットアップします。
$ sudo yum-config-manager --add-repo https://download.docker.com/linux/centos/docker-ce.repo repo の追加: https://download.docker.com/linux/centos/docker-ce.repo
アップグレード実施
上記設定が完了したら、以下コマンドでDockerのアップグレードを実行します。
※通常のyumアップデートなのでDocker以外のパッケージもアップデートされます。
$ yum -y update
アップグレード完了後、以下コマンドでDockerのバージョンを確認します。
$ docker --version Docker version 19.03.13, build 4484c46d9d
2020年12月時点での最新バージョンになっていることを確認できます。
Dockerのアップグレードは以上となります。
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