格安SIM(MVNO)の「nuroモバイル」は2019年5月9日より、au回線を新規プランとして加え、大手3キャリアすべてを含めた回線提供ができるようになりました。
今回のau回線新プランをサービス提供することにあたり、ソフトバンク回線の通信プランの料金を一部改訂されています。
キャリアからnuroモバイルへの乗り換えを考えている方は、実質MNPの転出・転入の手続きが不要となり、同じキャリア回線で格安SIMが利用できるようになります。
格安SIM(MVNO)の「nuroモバイル」が3キャリアの回線対応に!価格や通信速度・品質はどうなるのか?
nurooモバイルは20134月よりNTTドコモ回線での格安SIMサービスを提供しており、2017年12月より、ソフトバンク回線を利用した通信プランを提供しています。
今回、新たにau回線を追加し、トリプルキャリアに対応することが実現しました。
これにより現在のトリプルキャリア対応の格安SIMは以下の4つのMVNOとなります。
- mineo
- LINEモバイル
- QTモバイル
- nuroモバイル
au回線の月額料金は、データ専用プランが「お試しプラン(0.2GB):500円」、「Sプラン(2GB):780円」、「Mプラン(7GB):2,100円」、「Lプラン(13GB):2,980円」となり、データ+SMSぷrンを選択する場合は+150円が追加、音声通話付きプランで+700円の月額料金追加となります。
また、ソフトバンクの料金プランは改訂され、「Mプラン(7GB)」は以下の月額料金が値下げされます。
- データ専用SIM:2,300円→2,100円
- 音声通話付きSIM:3,000円→2,800円
これは、現在ソフトバンクのプランを契約しているユーザーも対象となっています。
nuroモバイルのトリプルキャリア料金プラン
nuroモバイルでは、au回線を加えたnuroモバイルの新プランを加え、ソフトバンク回線の料金も変更されています。
トリプルキャリアのそれぞれの回線の月額料金を表にしているので参考にしてください。
nuroモバイルのトリプルキャリア料金プラン比較 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
回線 | お試しプラン 0.2GB |
Sプラン 2GB |
Mプラン 7GB |
Lプラン 13GB |
+音声 | +SMS |
ドコモ | 300円 | 700円 | 1,500円 | 2,700円 | 700円 | 150円 |
ソフトバンク | 500円 | 980円 | 2,100円 | 2,980円 | 700円 | – |
au | 500円 | 780円 | 2,100円 | 2,980円 | 700円 | 150円 |
今回、新規に追加された「au回線」のプランですが、ドコモ回線よりは少し高めとなっており、2GBプランではソフトバンクより価格が安くそれ以外のプランはソフトバンク同様の価格となります。
nuroモバイルがau回線を導入した理由
今回、nuroモバイルがau回線を導入した理由は、auユーザーの取り込みが一番でしょう。
現在nuroモバイルでは、料金プランのリニューアル後、プランのわかりやすさなどから申し込み件数が月平均で160%も増えています。
nuroモバイルではSIMのみの申し込みのユーザーが8割をしめています。
nuroモバイルとしては、今回au回線のを導入することにより、auユーザーが気軽にSIMを購入することができる環境を整えることにより、auユーザーを取り込み事業を拡大する狙いがあると思われます。
nuroモバイルの通信速度・品質はどうなのか?
結論から言うと、現状nuroモバイルの通信速度は「普通」です。
キャリアを利用していて、nuroモバイルへ乗り換えをした方では通信速度において不満が出る可能性は十分にあります。
一番のおすすめのやり方としては、デュアルSIMを搭載したスマホで通話や主な通信手段としてはキャリアのSIM、データ通信を安く抑えたいという方はデータ専用SIMとして「nuroモバイル」を利用するやり方が良いかと思います。
私がいつもしているやり方は、通話のみのプランをキャリアで。
データ通信を格安SIMで利用することで月額の料金はうんと抑えられます。
通信速度や品質に関しては、まだこれからですが、利用するユーザーも増加しているので、今後は通信回線を改良し満足度の高い回線を提供してくれる期待感はもてます。
まとめ
nuroモバイルは、au回線を導入したころにより、実質格安SIMで「トリプルキャリア」対応となりました。
現在、SIMロックを解除していないスマホでも、同じキャリア回線であれば、解除せずそのまま利用することができ、さらに月額料金もかなり安く抑えられます。
さらに、nuroモバイルはソニー系なので「XPELIA」も取り扱っていますので、ソニー製品のスマホを安く購入し使いたいという方はぜひ今回の記事を参考にし、利用されてみてはいかがでしょうか。
それでは!
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