格安SIM(MVNO)の「DMMモバイル」は2019年9月1日付でMVNO事業を楽天モバイルに継承することを決定しました。
要は買収されたってことになります。
DMMモバイルユーザーにとっては結構戸惑うかもしれませんが、サービスやプラン、支払い方法などは現時点のままそのまま楽天モバイルに引き継がれるような流れとなるそうです。
ちなみに前回記事にしましたが、楽天モバイルは2019年7月1日付で子会社の楽天コミュニケーションズより一部の通信サービスを継承しています。
詳細な記事はこちらから
格安SIM(MVNO)の「DMMモバイル」と「DMM光」が楽天モバイルへ通信サービスを継承!DMMユーザーは楽天ユーザーへ
今回、DMMの通信サービスである「DMMモバイル」と「DMM光」が楽天モバイルへ継承されることにより、DMMユーザーの契約先が楽天モバイルへ変更されます。
契約先が変更されたことにより、DMMモバイルのユーザーは特に何かの手続きが費用なわけではありません。
現在、利用しているサービスの名称やサービス内容、支払い方法など契約内容も現時点ではそのまま引き継がれます。
しかし、「ポイントプログラム」については2019年9月1日以降より、「DMMポイント」から「楽天スーパーポイント」へ変更される予定となっています。
ポイントプログラムの移行方法については、後日別途案内されるようです。
格安SIM「DMMモバイル」とは
楽天への通信サービスの継承を決めた「DMMモバイル」ですが、DMM.comグループのMVNO事業社であり、2014年12月にサービスを開始しました。
通信回線はNTTドコモのLTE/3G回線を利用し、サービス開始以来、格安SIM業界の中でも最安値のプランを提供し、格安SIMとしての評価もありました。
その人気もあり、国内MVNO契約数は約24万となっており、「DMM光」においても契約数約2万となっていました。
今回のDMMモバイルの通信サービス事業の継承の目的について、DMM.comは「経営資源集中のため」と説明し、継承先である楽天モバイルは「モバイル事業の顧客基盤の拡大」のためと説明しています。
格安SIM「楽天モバイル」とは
楽天モバイルは2014年10月より、MVNOサービスとして提供を開始し、現在では国内MVNO契約数を伸ばしており、契約者数が増えている状況です。
さらに楽天グループの様々なサービスを利用し、「楽天スーパーポイント」との連携やポイントで月額料金の支払いができるなどユーザー目線のサービス提供を努めてきたことにより、楽天モバイルサービス開始時から売り上げが約6倍に拡大し、楽天モバイルのショップ店舗数も全国で500店舗を突破しています。
また、キャリアに参入したことにより、回線品質やサービス、価格などの期待も上がっています。
DMMモバイルユーザーは楽天モバイル継承後の通信環境は良くなる?
DMMモバイルでは、格安SIM業界でもトップクラスの安い価格が好評でした。
しかし、価格が安い分通信速度には、あまり良いとは言えないところもあります。通信速度の評価的にいうと「ふつう」って感じです。
特に通信速度にこだわっていないユーザーであれば、「安い」ということでDMMモバイルを利用している方は多いと思います。
動画がオンライン通信のゲーム等をバリバリしていない方で、最低限度のネットの利用をする人にはおすすめの格安SIMでした。
しかし、今回楽天モバイルへサービスが継承されることにより、楽天モバイルの回線を利用することとなります。
現在、楽天モバイルはキャリア参入のための準備を進めていると思われますが、回線の状況はどのようになっているのか不明です。
少しまえですと、楽天モバイルのユーザーが急激に増えたことにより、通信速度が少し落ちたということがあったようです。
今回、DMMモバイルのユーザーが20万近く追加されることにより、回線状況は問題がないのか少し懸念はあります。
とはいっても、キャリアに参入を決定した楽天モバイルですので、回線は改善され通信も問題なくいくと思われます。
とりあえず、DMMモバイルの頃よりは確実に通信速度は上がるとみてよいでしょう。
まとめ
格安SIM(MVNO)の「DMMモバイル」が楽天モバイルに通信サービスの継承を2019年9月1日より実施します。
光回線の「DMM光」も同じく継承されるため、DMMモバイルのユーザーは特に意識することはないと思いますが、ポイントプログラムはDMMから楽天へ変更となるためたびたびチェックするようにしましょうね。
楽天モバイルへ変更後にポイントの変更を忘れていたってことがないようにしましょう!
それでは!
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