格安SIMに乗り換えるとき、今まで使っていたキャリアのスマホをそのまま使いたい場合は事前にどのMVNOがどのキャリア回線を使用しているのかを確認しないといけません。
せっかく格安SIMに乗り換えたのに、今まで使っていたキャリアスマホを使おうと思っても使えず、結局新しい、格安SIMに対応したスマホを購入しないといけなくなってしまいます。
後で後悔するよりも、事前にしっかりとどこのMVNOがどのキャリア回線を使用しているのかは確認しておきましょう。
今回はキャリア別に、格安SIMに乗り換えた後にそのままキャリアスマホが使えるのか!?という疑問をまとめてみましたので参考にしてください。
格安SIMはキャリアのスマホをそのまま使える!各キャリアごとの対応比較
格安ISMに使われている回線にはdocomo回線、au回線、ソフトバンク回線の3種類があります。
ほとんどの格安SIMはドコモ回線であり、ドコモの端末であれば、そのままドコモ回線のSIMを使うことが可能です。
その他のキャリア(au、ソフトバンク)の端末でドコモ回線の格安SIMを使うにはSIMロック解除が必要になります。
SIMロック解除の記事はこちらを参考にしてください。
また、以下キャリア別に格安SIMの対応を確認しておきましょう。
ドコモのスマホ
ドコモのスマホは大半の格安SIMがそのまま使えるため、格安SIMへ移行しやすい所が特徴です。
ドコモ回線SIMはSIMロック解除なしで使えます。au、ソフトバンク回線SIMは基本的に一部例外を除き、SIMロックを解除すれば使用可能です。
- ドコモ回線SIM
⇒そのまま使用可能 - au回線SIM
⇒SIMロック解除が必要 - ソフトバンク回線SIM
⇒SIMロック解除が必要
auのスマホ
au回線の格安SIMは、そのまま使うことは可能です。
しかし、「VoLTE」機能を使いたい場合は、au回線であっても使えない場合があるので、SIMロック解除が必要になることがあります。
- ドコモ回線SIM
⇒SIMロック解除が必要 - au回線SIM
⇒基本的には使用可能 - ソフトバンク回線SIM
⇒SIMロック解除が必要
ソフトバンクのスマホ
ソフトバンクの端末は基本的にはSIMロック解除が必要となります。
しかし、最近ではそのままソフトバンクの端末が使える格安SIMを増えています。
ソフトバンク回線の対応状況は以下の記事を参考にしてください。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
- ドコモ回線SIM
⇒SIMロック解除が必要 - au回線SIM
⇒SIMロック解除が必要 - ソフトバンク回線SIM
⇒そのまま使えるソフトバンクSIMもある
SIMフリースマホ
SIMフリーにするとどこの回線の格安SIMも基本的には利用できますが、SIMロック解除後のSIMフリー端末はテザリングができないなどの一部の機能が使えない場合もあるので注意しましょう。
- ドコモ回線SIM
⇒使用可能 - au回線SIM
⇒使用可能 - ソフトバンク回線SIM
⇒使用可能
「VoLTE」は対応端末を確認しないと格安SIMで使えない可能性もあるので注意!
VoLTEはLTEを利用した音声通話サービスで、対応端末同士なら通話の音質が格段に良くなります。
VoLTEは端末によって格安SIMで対応、非対応がありますが、au端末で格安SIMを使う場合は注意しましょう。
ドコモ端末のVoLTEの対応はMVNOが豊富ですが、VoLTE対応のau端末はau回線を利用している格安SIMであっても、VoLTEの機能を使えないところがあります。
このような時、VoLTEの機能を使うようにするためには、SIMロック解除が必要となります。
MVNOによってはau回線の格安SIMを購入した後で、VoLTE対応のSIMの選択が必要になることもあるので、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
まとめ
今回はキャリアで購入したスマホが、格安SIMでそのまま使えるのかということをまとめました。
簡単にまとめると以下となります。
- キャリア別の格安SIMへの対応は事前に確認すること
- 基本的にドコモのスマホはほとんどの格安SIMでそのまま利用できる
- ソフトバンクは基本SIMロック解除で!中にはそのまま使える格安SIMもある
- auのスマホは基本的にそのまま使うことはできるが、VoLTE対応端末はSIMロック解除が必要な場合がある
キャリアから格安SIMに乗り換える際は事前の確認が大切です。
しっかりと事前準備をしないとあとでめんどくさいことになる原因になりますので、今回の記事を参考にしてくださいね。
それでは!
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