VPSはサーバやプログラミングなどの学習、商用向けのコンテンツアプリのコンテンツ、またリモートワークとして色々な使い方ができます。
その中で、VPSの購入をこれから検討されている方に、自分がどのようなVPSを選択すればいいのか分からないという方に、それぞれの使用用途別におすすめのVPSをまとめてみました。
また、HD搭載VPSはSSDよりも価格は安いですが、インターネット上で利用するにあたり処理速度などに限界があり、ストレスを感じます。
本サイトでおすすめするVPSは、基本高速処理(SSD)搭載限定としています。
ITエンジニアが利用するVPSの選び方
VPSの選び方には、それぞれの利用者で使い方が違ってきます。
ITエンジニア・リモートワークで利用する際には自身のPCのスペックが低くても、VPS側の仮想マシンが高性能であれば、高額な金額を払わずに簡単に利用でき、処理速度も軽くストレスなく利用できます。
今回おすすめするVPSは上記でも説明したように仮想マシンの処理速度が高速でSSD搭載のVPSが前提条件としています。
また、学生や頻繁に引っ越しを繰り返す方で家の光回線工事が面倒な方は、光回線工事が不要な5Gルータをおすすめします。
5Gルータは電源と、通信が可能な地域であればどこでも5G回線で利用することができます。
工事も不要で簡単にインターネットへの接続ができるので便利です。
とにかく安い料金でサーバを利用したい
SSDを搭載し、処理速度が高い上に一番格安のVPSを利用したい方は、NTTグループが提供するVPS「WebARENA (Indigo)」をおすすめします。
「WebARENA Indigo」はSSD搭載のVPSサービスの中でもトップクラスの低価格を提供しており、最低価格349円から提供をしています。
ワンコイン以下でサーバーが運用できますし、機能もHD搭載のVPSに比べると処理能力はダントツで使いやすくストレスもありません。
ただ安くても処理能力が低いサーバーを使ってもお金が勿体無いです。
せっかくであれば、安くて処理能力が良いSSDのサーバーを利用しましょう。
その点においては「WebARENA (Indigo)」は間違いなく利用する価値があるVPSとなります。
「WebARENA Indigo」の詳細をもっと知りたい方は以下のページを参考にしてください。
WindowsServerを利用したい(テレワークとしても利用可能)
VPS環境を利用してWindowsサーバーを利用したい方は増えています。
利用用途としては「テレワーク」として利用される方も多くいます。
VPSでは従量課金ではないので、どれだけ利用しても月額料金固定で利用することができるので、多く利用してトラフィックを使いすぎたために料金が加算されることはありません。
ローカルPCのスペックが低くても、VPS上のWindowsサーバーのスペックが良ければ、ストレスなく利用することが可能です。
本サイトがおすすめするWindowsサーバーは高スペックなVPSをおすすめしているので基本使いやすいですが、各VPSでテレワークとして利用可能なプランは限られているので注意しておきましょう。
※Windowsサーバーでテレワークとして利用する場合は法人契約が必要となります。
個人でWindowsサーバーを利用する場合は自社のネットワークにアクセスすることはできません。別途各企業でのアクセスルールに従ってアクセスします。
以下のVPSは基本はリモートデスクトップとして利用します。
「ConoHa VPS」
VPSサービスの中でもユーザーに最も人気の高いVPSと知られ、サポートも充実しています。
また、「ConoHa for Windows Server」は、「テレワーク利用者満足度No.1」を獲得しているほど、顧客満足度が高いVPSとなります。
テレワークとして利用するにあたり、自宅のPCがスペックが低い、作業データをローカルに残したくない、MacPCしか持っていないなどの方におすすめとなります。
テレワークとしては「WIN4GB」プラン以上がおすすめです。
「WebARENA (Indigo)」
安くてスペックの高い「VPS for Windows Server」を利用したいのであれば、「WebARENA (Indigo) for Windows Server」をおすすめします。
NTTグループとしてVPSを提供しており、他社のVPSと比べても、スペックと月額料金を合わせるとバランスが取れ価格としては安く利用できるVPSとなります。
さらに大手の通信事業社なので、回線速度も上位プランだと1Gbpsの回線も提供しているので、テレワークとして利用するために契約することもおすすめできます。
テレワークとしては「4GB」プラン以上がおすすめです。
「さくらのVPS」
「さくらのVPS for Windows Server」では、サーバの稼働率を含め、障害発生時にも迅速に対応できる体制があり、信頼性は高く、自社運営のデータセンターでサーバは常に監視されているので、安心してVPSサービスを利用することができます。
「Windows Server」を利用するにあたり、耐障害性への体制が強く、有人監視しているデータセンターで提供している、安定稼働で運用させたい、耐障害性も高く迅速な対応をしてほしい方は「さくらのVPS for Windows Server」をおすすめします。
テレワークとしては「W4G」プラン以上がおすすめです。
「カゴヤのクラウドVPS」
「カゴヤクラウドVPS」は個人・法人利用としても利用しやすいVPSサーバーとなっています。
運営しているカゴヤ・ジャパン株式会社は老舗の企業ということもあり、多くの実績があることから古くから多くのユーザーが利用しているサービスとなります。
公式サイトでも利用マニュアルで解説してくれるので、わかりやすく利用しやすいVPSです。
テレワークとしては「4GB」プラン以上がおすすめです。
サーバの通信速度、トラフィックを重視したい
VPSを利用するにあたり回線速度を重視したい方は1Gbpsを提供しているVPSを利用しましょう。
アクセスが多いWebサーバーなどを構築している場合、大量のトラフィックデータを利用する際はこの回線速度で大きく変わります。
アクセス数が多いと、回線が細い場合、トラフィックは輻輳(通信が止まってしまう)してしまうため、帯域はしっかり確保した方が良いです。
もちろんサーバー自体も大量のアクセスを処理しないといけないため、プランもCPU、メモリを多く搭載したサーバーを利用することをおすすめします。
「WebARENA (Indigo)」
「WebARENA (Indigo)」は最大通信速度「1Gbps」を提供しています。
上記のVPSサービス最安値価格では「1Gbps」の回線速度は利用できませんが、月額2000円台で利用することは可能です。
「mixhost VPS」
「mixhost VPS」では最安値の「1GB」プランから「1Gbps」のネットワーク回線を提供しています。
できる限り月額の料金を安く通信速度も1Gbpsで利用したい。さらにSSDを搭載したサーバーであれば間違いなく「mixhost VPS」をおすすめします。
ただし現在新規申込停止中となり、再開はいつになるのか不明となっています。
「mixhost VPS」の詳細をもっと知りたい方は以下のページを参考にしてください。
サポートが手厚いサーバを利用したい
VPSを利用する際に、何かと操作や使用に関する不明点など確認したい時、手違いでサーバーに障害が発生した際にVPSサービスの問い合わせが必要になる時があります。
VPS初心者などはできる限りサポートが充実しているVPSを選びたい場合はサポート体制が充実しているVPSを利用したいはずです。
以下でのおすすめのVPSの条件は24時間365日体制でサポートされているVPSとします。
「ConoHaVPS」
「ConoHaVPS」はVPS初心者でも安心できるサポート体制が充実しており、電話サポート、チャットやメールまで受付をしています。
メールは24時間受付でありますが、電話やチャットは平日の業務時間限定の受付となります。
対応方法 | サポート時間 |
メール | 24時間受付 |
チャット | 10:00~18:00(平日のみ) |
電話 | 10:00~18:00(平日のみ) |
とにかく早くサポートと連絡して対応して欲しい人などは、サポート体制が充実している「ConoHaVPS」を利用することをおすすめします。
「ConoHa VPS」の詳細をもっと知りたい方は以下のページを参考にしてください。
「さくらのVPS」
「さくらのVPS」では24時間365日の有人による監視体制を行なっています。
サーバー技術者やネットワーク技術者が常にデータセンターに常駐し、施設内の機器とネットワークの監視を行なっています。
また、万が一にも自身のサーバーで障害を起こしたとしても24時間体制でメールや予約制の電話サポートで対応してくれるので安心してVPSを利用することができます。
対応方法 | サポート時間 |
メール | 24時間365日受付 |
チャット | 10:00~18:00(平日のみ) |
コールバック予約 | 24時間365日受付 ※希望の時間帯を予約することでスタッフから電話がかかる |
電話サポート | 現在休止中 ※コールバック予約で受付 |
オンラインサポート | 次回開催予定は未定 ※画面共有システムor電話を使いながら手続きや設定などの問題を相談するイベント |
「さくらのVPS」の詳細をもっと知りたい方は以下のページを参考にしてください。
「カゴヤクラウドVPS」
「カゴヤクラウドVPS」のサポート体制は、他社VPSサービスのサポート体制と比べても上位の方です。
電話・メール・Webなどのサポートサービスから、自身にあった問い合わせ窓口へ連絡ができます。
サポート対応時間も平日であれば、夜の22:00まで受付をしています。
夜中にサーバーが不具合を起こしても他社に比べて問い合わせをしやすくなっているので安心してVPSを利用することができます。
対応方法 | サポート時間 |
電話 | 年中無休 平日:10:00 ~ 22:00 土日祝 :10:00 ~ 17:00 ※現在の問い合わせは以下に変更されています。 10:00~17:00(土日祝・当社指定休日を除く) |
メール | 24時間365日受付 |
Web | 24時間365日受付 ※サポートサービス |
「カゴヤクラウド VPS」の詳細をもっと知りたい方は以下のページを参考にしてください。
「お名前.com VPS」
「お名前.com VPS」のサポートは24時間365日サポートとなります。
サポートは電話・メール・チャットの3つの方法で問い合わせが可能となり、VPSを利用するにあたっての問い合わせに対しても安心して利用できるところがユーザーにとってはメリットがあります。
VPSを初めて利用する方にとっても安心できるサービス体制となっています。
サポート重視でVPSを利用したい方におすすめです。
「お名前.com VPS」の詳細をもっと知りたい方は以下のページを参考にしてください。
任意のISOファイルを使用してサーバを起動したい
VPSサービスの中では、自己責任となりますが、任意のISOファイルをVPSサーバーへ適用しインストールすることもできます。
例えば、CentOS以外のLinuxOSをインストールしたい場合など、自由にサーバーにインストールして動作確認したい方にとっては便利な機能となります。
VPSサービスでは任意のOSがインストール可能なサービスもあるので利用したいOSがある場合は以下のVPSをおすすめします。
「お名前.com VPS」
「お名前.com VPS」では自身で利用したいOSがある場合、OSイメージが保存されているURLを指定して、アップロードすることができます。
アップロード先のURLの指定ですが、例えば「Alma Linux」であれば、公式サイトの「Download ISOs」にアクセスします。
https://mirrors.almalinux.org/isos/x86_64/8.5.html
ここからアップロード先のミラーサイトを選択します。
以下はIIJで公開されている、アップロード先OSとなります。
URLと対象のISOファイルを指定して、「お名前.com VPS」へアップロードしましょう。
http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/almalinux/8.5/isos/x86_64/
ただし、自身でアップロードしたOSイメージのインストールについては、「お名前.com VPS」では動作保証外となるので自己責任でアップロードするようにしましょう。
「さくらのVPS」
「さくらのVPS」では「カスタムOS」として「ISOイメージインストール」でユーザーが用意したISOイメージをアップロードしてインストールをすることができます。
その他にもあらかじめ「さくらのVPS」で用意されているディストリビューション公式ISOイメージの一覧からOSイメージをインストールすることが可能です。
自身で利用したいOSがある場合は、事前にOSイメージをダウンロードした後、「さくらのVPS」のコントロールパネルへアップロードします。
クレジットカード払いがないVPSを利用したい
「ConoHaVPS」
「ConoHaVPS」はクレジットカードでの決済ができない方でも、「ConoHaチャージ」や「ConoHaカード」でVPSを利用することができます。
ConoHaチャージは事前に入金した金額のみのサービスが利用可能となる「前払いタイプ」の支払い方法です。
ConoHaカードはConoHaのサービスで利用可能な「クーポン」を登録できるプリペイドカードとなります。
ConoHaカードを利用することで、クレジットカードの登録や、ConoHaチャージでの入金がなくてもConoHaのサービスを利用することができます。
また、クレジット以外にも以下の方法でチャージができます。
- Amazon Pay
- コンビニ
- 銀行決済
- Paypal
- Alipay
「さくらのVPS」
「さくらのVPS」ではクレジットカード払い以外にも以下の支払いが可能となります。
- 銀行振込
- 自動口座振替
また、請求書払いとして以下の支払い方法もあります。
- コンビニエンスストア
- payB
- LINEpay請求書払い
- 楽天銀行コンビニ支払サービス
- 郵便局(ゆうちょ銀行)
※無料お試しができるのは「クレジットカード払い」のみとなります。
「カゴヤクラウドVPS」
「カゴヤクラウドVPS」では「口座振替」、「自動振込」での支払いが可能です。
対象の金融機関(銀行・信用金庫・ゆうちょ銀行)の口座から自動引落しによる支払いが可能です。
ただし、一部の銀行の口座の取り扱いができない場合があるので注意しましょう。
「お名前.com VPS」
「お名前.com VPS」もクレジットカード以外での振り込みが可能となります。
支払いは以下の方法で可能となります。
- 銀行振込
- コンビニエンスストア
- 請求書
- 口座振替
まとめ
VPSの利用用途は様々です。
自分がVPSをどのように利用するかによってサービスやプラン、料金が違ってきます。
VPS選びに迷った際は是非参考にしてください。
高速「SSD」限定のVPS比較はこちらから
エンジニアのオンライン学習
ITエンジニアにおすすめの教材、オンラインスクールです。
無料からエンジニアの学習ができる教材などまとめているので参考にしてください。
おすすめオンライン教材 | |
自宅で学習ができるオンラインスクール | |
ITエンジニアの開発・検証・学習としてインターネット上で専用のサーバ(VPS)を利用しましょう!
実務経験はVPSで学べます。
コメントを残す