【Linux】ファイルサーバ(SMB、CIFS)のマウント時のバージョン指定コマンド


LinuxサーバーでSMB(CIFS)サーバへのアクセスは以下のようなコマンドを実行します。

アクセス情報は以下となります。

  • ファイルサーバ://192.168.1.1/CIFS_TEST01_vol/test01
  • アクセスID・Pass:user01/Passw0rd
  • マウント先(自身のLinuxサーバ):/mnt/cifs_test/

実行結果

$ mount -t cifs -o user=user01,password=Passw0rd //192.168.1.1/CIFS_vol/test01 /mnt/cifs_test/

今回はファイルサーバへのバージョン指定をするコマンドをまとめました。

「Linux」ファイルサーバ(SMB・CIFS)へのバージョン指定コマンド

ファイルサーバにはSMBやCIFSプロトコルがあります。
CIFSはWindowsファイル共有サービスで利用されているプロトコル「SMB」を拡張し、Winsows以外のシステムでも利用できるようにされたプロトコルです。

このCIFSプロトコルのファイルサーバーへLinuxでアクセスする場合、バージョンが一致していない場合などはうまく接続ができなくなる場合があります。
また、CIFSバージョンを指定してファイルサーバをマウントすることもできます。

LinuxからこのCIFSサーバへバージョン指定でアクセスする場合、以下のバージョンを指定できます。

  • 1.0
  • 2.0
  • 2.1
  • 3.0

以下ではそれぞれのバージョンに合わせたマウンドコマンド実行例を紹介します。

CIFSサーバへのマウントとデバッグ表示

CIFSサーバへアクセスする際にうまく接続ができない場合でもデバッグを表示させるように「–verbose」オプションを使用を使用します。

それぞれのバージョンでアクセスした例を表示させます。


CIFSバージョン1へのマウントコマンド

$ mount.cifs -o user=user01,password=Passw0rd,vers=1.0 --verbose //192.168.1.1/CIFS_vol/test01 /mnt/cifs_test/
mount.cifs kernel mount options: ip=192.168.1.1,unc=\2.168.1.1\CIFS_vol,vers=1.0,user=user01,prefixpath=test01,pass=********

CIFSバージョン2へのマウントコマンド

$ mount.cifs -o user=user01,password=Passw0rd,vers=2.0 --verbose //192.168.1.1/CIFS_vol/test01 /mnt/cifs_test/
mount.cifs kernel mount options: ip=192.168.1.1,unc=\2.168.1.1\CIFS_vol,vers=2.0,user=user01,prefixpath=test01,pass=********

CIFSバージョン3へのマウントコマンド

$ mount.cifs -o user=user01,password=Passw0rd,vers=3.0 --verbose //192.168.1.1/CIFS_vol/test01 /mnt/cifs_test/
mount.cifs kernel mount options: ip=192.168.1.1,unc=\2.168.1.1\CIFS_vol,vers=3.0,user=user01,prefixpath=test01,pass=********

CIFSサーバマウント後の表示結果

上記でマウントが成功すると「df」コマンドを実行すると以下のようにCIFSサーバがマウントされていることが確認できます。

$ df -h
ファイルシス                          サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
devtmpfs                                3.8G     0  3.8G    0% /dev
tmpfs                                   3.8G     0  3.8G    0% /dev/shm
tmpfs                                   3.8G   33M  3.8G    1% /run
tmpfs                                   3.8G     0  3.8G    0% /sys/fs/cgroup
/dev/mapper/cl-root                     150G  4.6G  146G    4% /
/dev/sda2                               976M  202M  708M   23% /boot
/dev/sda1                               599M  6.9M  592M    2% /boot/efi
/dev/mapper/cl-home                      41G  322M   41G    1% /home
tmpfs                                   777M     0  777M    0% /run/user/0
//192.168.1.1/CIFS_vol/test01    95G  944M   95G    1% /mnt/cifs_test/

Linuxでファイルサーバ(SMB、CIFS)のマウントする際にバージョン指定をするコマンドの方法は以上となります。


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インターネット関連のSEをやっています。 ネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想基盤まで幅広く手を出しており、MVNOの構築経験もあります。 現在は、Pythonを使ったプログラミングの開発をしネットワークの自動化ツールを作成しています! Pythonの入門書も作成しているので、ぜひ参考にしてください!